恒例の4年生が、3年生に就職活動の体験を語る会を、下記のように開催します。
OBの方も、時間がありましたら、いらして就職の実際を
後輩にお話下さい。
他のゼミ、3年生以外の参加も歓迎です。
10月29日(水) 午後5時~7時半くらいまで
場所 上智大学 2号館 14階 教育学科会議室2
恒例の4年生が、3年生に就職活動の体験を語る会を、下記のように開催します。
OBの方も、時間がありましたら、いらして就職の実際を
後輩にお話下さい。
他のゼミ、3年生以外の参加も歓迎です。
10月29日(水) 午後5時~7時半くらいまで
場所 上智大学 2号館 14階 教育学科会議室2
曜日 時間 水 13時30分~15時 教育学科会議室Ⅱ
10月1日、8,15、22、29、11月5,12,19、26、12月10、17、1月7、14
10月~11日 文献の講読、発表、討論 9回
12月 グループ研究 2回
1月 グループ研究の発表 2回
10月1日、ガイダンス 大学生論
武内・浜島 「大学生は子ども社会学の研究対象になりうるか」
武内・浜島・谷田川・山口「キャンパスライフの教育力」
10月8日多文化教育 工藤 太田
佐久間考正 「国際人口移動と教育」『教育社会学研究』第82集 2008
10月15日 実証研究の方法 浅川、屋名池
辻大介「世代や世相の文化への視座―量的アプローチと質的アプローチ;(「恋愛指輪」題材に)」
10月22日 若者と携帯1 樹下、山口、前田、岡野、清水、土屋
鈴木健介「なぜケータイにハマるのかーメールコミュニケーションの社会学」『文化社会学の視座』2008
10月29日、若者・子どもと携帯2 中野、柳川、松田
土井隆義 「常時接続される人間関係―自己ナビゲーションとしてのケータイ」
『児童心理;2,008年10月号―ケータイ、ネットの闇』
藤川大祐 「『携帯電話』からケータイへ」(同上)
武内 清 子どもと携帯 行政調査篇 (同上)
11月5,日 若者論 前田、岡野
浅野智彦 「若者の現在」『検証・若者の変貌』2006
11月12日, 都市と人間 中野、柳川、松田
川本三郎 「サバービアの発見―山田太一の世界」『都市の感受性』
同 「家族のようなものー森田芳光『家族ゲーム』(同上)
藤原新也「青年とチワワ」『乳の海』
11月19日 ジェンダー 田中、土屋、清水、淺川、太田
小倉千加子 「戦後日本と『赤毛のアン』」『男女という制度』2001
佐々木由香 「『ネカマ』のすすめー私がだました男たち」
11月26日 学校と生徒文化 樹下、山口、屋名池
山村賢明 「学校文化と子どもの地位文化―ガキ大将の行方をめぐって」
12月 10日、17日 グループ研究
1月7日、14日 グループ発表
注意
1 毎回、課題を読んで、要約とコメントを書いてレポートを提出のこと
2 発表者は、テキストの要約と参考資料のプリントを作り、当日のお昼休みに発表方法を武内と相談すること。
3 グループ研究は、2~5人程度のグループを作り、集団で研究を進める。その内容を発表すると同時に、レポートにまとめること(レポート提出期限2月中旬)
4 グループ研究に関しては、11月下旬に検討する。個人発表に切り替えることも可能。
また、グループ研究と平行して個人研究を進めることも可能。
5 10月29日(水) 17時~19時 4年生による就職活動説明会を開催する。
武内清
国際ジェンダー学会の30周年シンポがあることを、「山形ライフ1vol2」(http://blog.goo.ne.jp/gkyu)より知り、転載させてもらう。
ゴージャス!:国際ジェンダー学会30周年記念シンポ
9月13~14日は、国際ジェンダー学会大会が立教大学で開催されます。この学会は、日本の女性学・ジェンダー関連学会のビッグ3の1つで、1977年に設立された国際女性学会が前身です。
今 年度は30周年を記念して、通常の学会発表等のほかに公開シンポジウムが開催されます。テーマは 【1970年代後半以降の女性運動と女性学/ジェンダー研究】 で、米国や韓国の研究者もパネリストとして登壇するゴージャスな企画です。公開ですので、学会員でなくても、資料代(¥1,000)のみで参加できます。
ジェンダーに関する情報の錯綜に不安になっていたり安直に忌避している方には、シンポの前のワークショップもオススメ。学ぶ立場・教える立場が一緒になって考えます。
詳しくはコチラで http://isgs-japan.org/program_2008.html
昨日(30日)は、国立教育政策研究所の第27回教育研究公開シンポジウム「学士課程教育の構成と体系化」を聞きに行った。場所は、新しくできた文部科学省講堂。
会場は満員の300名近くの聴衆がいて、今中教審で審議されて、大学に大きな影響を与える「学士課程教育」への関心の高さを伺えた。
シンポの企画は、塚原修一氏、登壇者に金子元久氏、川嶋太津夫氏など、教育社会学者が多く、すんなり理解できる内容だったが、その分既知のことが多くもの足りなさもあった。
文部科学省の審議官も含め、登壇者に気負いがなく(別の言い方をすれば、偉ぶっているところがなく)好感がもてたが、もう少し報告に準備がほしいと思った。(国研のシンポに、こんなに人が集まるとは思わなかった、という主催者側の雰囲気も感じられた)
これは教育社会学の研究者には見られないが、中教審答申の内容はあたかも前提(正しい)という立場での説明もあり、これには辟易する。
最近は、神田の古本屋街に行くこともなくなったし、通りがかりに「古本市」が開かれていても覗くことがなくなった。興味ある本に出会わなくなったのか、それとも私の興味が減退したのか。また本屋に行くことも少なくなった。ほしい本があると、アマゾンで注文してしまう。
一 昨日(29日)、たまたま近くの「ダイエー」のモールで古本市をやっていて、かなりの古本がならべられていたので、のぞいてみた。読みたいと思った本は2 冊あった。Ⅰ冊は漫画家のつげ義春の日記で、もうⅠ冊は、ジェンダー批評の本である。前者は1500円するので諦め、後者の550円の本を購入した。
題 名は、斉藤美奈子編『男女という制度』(岩波書店、2001年)。題や装丁はぱっとしない本だが、読んでみると、なかなか面白い。斉藤美奈子や小倉千加子 はじめいろいろな人が書いているフェミニズム批評の本で、「少女小説」の分析や「赤毛のアン」の分析、「日本語とセクシュアリティ」など、読ませる文章が 満載の本である。アカデミズムの厳密さより、素人の感性に基づいて書かれている点がいい。中でも、佐々木由香「「ネカマ」のすすめ」という内容には感心さ せられた。筆者(男)が女に成りすましてネットの出会い系サイトに投稿する(「ネットオカマ」)と、それに反応してくる男達(多分)が多数いる。そのメー ルを分析すると、男達のジェンダー意識が鮮明にわかるというもの。その方法と内容に感心した。
世の中には、まだ面白いこと、面白い本がたくさんあるのかも知れない。これから古本屋や本屋をせいぜい覗くことにしたい。