大学生協のシンポに参加

本日は、全国大学生協の学生調査のシンポジウムが、日比谷図書館のホールで開かれ、報告者の一人として参加してきた。
他の報告者は、今旬の社会学者、心理学者、教育社会学者が多く、私は裏方、調整役に徹し、余計なことは言わないように務め、会としてはまとまりの良いものになったと思う。聞きに来てくださった方(200名くらい)は、、どのような感想を持たれたであろうか。

シンポジウム11.06
東京新聞
東京新聞(11月6日)がシンポの内容の記事を掲載してくれたようだ。

秋の稲毛海浜公園

稲毛海浜公園(家から車で15分)は、秋の花がきれい。コスモスの他、菊の展覧会も開かれていた(1輪買ってきた)。海にはヨットが浮かび、コスプレの若者もいて、いろいろ楽しめる。ソフィーも、友達(同じ犬種の犬]に会え、久しぶりの砂浜に大喜び。
知り合いを集め何かイベントをしたくなる(花の美術館に面した素敵なレストランもある。野外の音楽広場もある。テニスコートも野球場もフットサル場ある。バベキューができるところがある。10分歩くとスケートリンクとスパがある)
http://www.city.chiba.jp/toshi/koenryokuchi/kanri/mihama/inagekaihinkoen.html

蜘蛛のこと

世の中には、見たことがないものがたくさんある。一昨日、家に出現した蜘蛛もはじめて見た。
明け方の4時に、家中が大騒ぎで何事かと起きたら、娘の部屋に手のひら大の大きな蜘蛛がいるという。確かに大きく、壁にへばりついている。ビニール袋で捕まえようとしたが、サーと逃げる。やっとのことで捕獲し、外に逃がした。
後で、インターネットで調べると、ゴキブリを食べる「アシダカグモ」という蜘蛛とのこと(ネットにはその動画も出ているが、見ない方がいいと思う。)
皆さんも、出現したら、驚かないように。

<あなたゴキブリを食べるクモ想像出来てないでしょう?小さいゴキブリ食べるんじゃないんですよ、大きいゴキブリを捕まえて食べちゃうんです。だからクモも大きいのです。女の子の手ぐらいあります。
しかも早い!障子を歩くときバタバタと音がするんですよ!ゴキブリより怖いです。名前は皆さん仰っているように「アシダカグモ」です>(ネットからの転載)

上記のブログを見たKさんより、下記のコメントをいただきました。
<ああ、先生は都会人なのだわ、、、と改めて認識いたしました。(私は)田舎の育ちなのでアシダカグモは日常的に見ておりました。なお、Y(県)では夜にアシダカグモを逃がしてやると幸運が来ると言われております。>

日本教育社会学会大会への参加

 この週末(10月26日―28日)は、第63回日本教育社会学会大会に参加するために、京都にある同志社大学に行って来た。
 観光は全く抜きで、理事会と学会の発表を聞くだけの旅行であった。この学会には、大学院生の頃から毎年参加しているので(不参加は1回だけ)、40年以上(40回以上)参加していることになる。
 一般に研究はまず学会で発表し、それを調査報告書や論文にし、その後本にするというのが順序なので、学会発表はその分野の最新研究情報が得られる。また発表時間は短い(一人20分)ので、発表者も聞き手も緊張と集中力を要求され、学会独特の時間を過ごすことになる。
 学会は新興宗教の集まりのようなものだといった人もいるが、確かにある程度皆共通の枠組みを持っていて話は通じる安心感はある。昔からの知り合いにも多数会えて、「生存を確認」(?)できるメリットもある。いろいろなことを得た京都・同志社大学での学会であった。

大学生の子ども観

 先週の敬愛大学子ども学科の「教育原論Ⅱ」(1年生対象)では、学生に「子ども観」を尋ねた。子どもの本性を、「善と思うか、悪と思うか、それとも白紙と思うか」のような抽象的な質問をしても戸惑わせるだけなので、自分の子ども時代のことを思い出し、いろいろ答えてもらった。以下がその回答。子ども時代は無邪気に遊び、中高校時代が一番楽しかったようだ。1年生にとって、大学時代の楽しみはこれから、という回答が一般的。

1 子どもの特徴-大人と比べ子どもはどんな特質をもっているか
 好奇心が強い、元気で明るい、自由で元気、自由で奔放、素直な心、小さいことでも楽しめる、気取らない、単純、とりあえず行動する、新しい発見がある、見るものをすべて吸収できる、正直、感受性豊か、感情のまま動く、無邪気、よく笑える、悪気がない、余計な雑念を持っていない、一度考えて発言することが少ない、後先を考えない、怖いもの知らず、友達といたがる、将来に夢を持っている、体が成長する、自分中心、、失敗しても挽回がきく、純粋、無知、無垢、無鉄砲、考えが甘い、内向き、意志が弱い、甘えられる、社会的責任を取らなくよい、経済面の負担がない。

2 小学生の時、どのような子どもだったか
 真面目、いい子ちゃん、外で友達と遊んでいた、遊ぶことしか考えていなかった、基本遊び、すぐに首を突っ込む、夢なし、漠然と、何も考えていなかった、夢もなく何も考えずただ遊んでいた、元気、砂場で山を作った、鬼ごっご、運動と食べることが大好き、掃除好き、やんちゃ、優しくて喧嘩は嫌い、給食の時間と授業の終了の時間を考えていた、普通に目立たない子、おとなしい、超内気、いじめられていた、周りの空気を感じていた、自己中心的、気楽な子、、面倒見がいい、しっかりした子、人見知り、負けず嫌い、真剣に取り組み周りを巻き込む、バスケに熱中、悩み事は全くなし、読書、一輪車、友達を楽しませる、正義感あり、運動が得意、授業中はふける、わがまま、、先生にいつも怒られていた、、割と醒めていた、おとなしく家にいた、将来の夢は警察官、コンビニの店長が夢、プロのサッカー選手を目指していた、芸人になりたい、将来の夢はミニーチャンになること、将来の夢は金持ち、将来は先生、将来の夢は毎年コロコロ変わっていた、

3 それぞれの時代の楽しさの程度は(100点満点で)-受講者43名の平均点
   保育園・幼稚園時代 63.9点、 小学校 74.4点、
   中学校 75.4点、 高校 76.4点、 大学 69.8点

5 教師が子どもにすべきこと
  一人一人のことを考える、やさしく接する、柔軟に、子どもへの目配り、熱く接する、子どもの個性を尊重、差別しない、限界だと思ってはダメ、最低限の人のマナーは守る、なめられないように見本となることをする、生徒をしっかり受け止め話をする、対等に、子どもの悩みを解決する、均等にみる、生徒と同じ目線,親身、平等に接する、近過ぎず、遠過ぎず、怒るときは怒る、ほめる時はほめる、子どもの見本、大人と同じように、メリハリ、子どもたちが参加できる授業、やさしさと厳しさ、「子ども社会」を把握、先生が上で児童は下、この関係を保つ、めげないで真っ直ぐぶつかっていく、間違えたことは決して教えてはいけない、平等に接する、好奇心を大切に何でも経験させる、背中を見せて育てる。生活指導、何事も見本となるようにする。