風の便り 69号

今回は、カミキリムシが特集で、幾種もの綺麗な写真が送られてきた。

私は小学生の頃、夏休みの宿題に昆虫採集をして、その標本を提出したという記憶がある。カブトムシやクワガタはなかなか捕まえることができず、蝶やトンボが主だったような気がする。またカミキリ虫はスタイリッシュで、これを見つけた時も大喜びで、捕まえたように思う。標本にするというのは、今考えるとかなり残酷なことで、今はもう奨励されないであろう。そんな昔を思い出し、読ませていただいた。

千葉公園に大賀ハスを見に行く

千葉の大賀ハスは千葉公園と東大の検見川グランドでは、開花時期が違うような記憶がある。前者が早く後者が遅い。その時期が何時だったかは記憶が曖昧で、今日(7月2日)のお昼に千葉公園に大賀ハスを見に行った(車で15分)。

千葉公園がすっかり整備され、見違えるようにきれいになっているのに驚いた。大賀ハスは既にピークを過ぎていて、大賀ハスは背が高くなり、もうお昼ということもあり(ハスは早朝に開花する)、花弁の開いたものばかりで、芸術的な美の極致のような旬の時期のハスの花は1輪も見ることができなかった。一昨年(6月15日)、昨年(6月23日)のブログ写真を見て、今年は我慢しよう。WEBでも綺麗な写真が見ることができる。それにしても大賀ハスは極楽浄土の花なのか、心安らぐ花の筆頭のように思える。https://www.city.chiba.jp/toshi/koenryokuchi/kanri/chuo-mihama/ogahasu-kaika2013.html

KODAK Digital Still Camera

ヒメサユリとニッコウキスゲの群生地を訪ねる

花の開花に合わせて旅行を計画し予約しても、天候の具合で花の開花が早やまったり遅まったりで、期待通りにいかないことが多い。今回、日光方面に2泊3日の温泉と花見旅行に出かけたが、1つは花の時期に遅く期待外れで、1つは花時の訪問となった。

 期待外れの方は、福島県南会津郡南郷の高清水自然公園のヒメサユリの群生地の訪問である。ヒメサユリは淡いピンク色の花と優しい香りが特徴の可憐な姿花で、山形、福島新潟などの産地や草原に分布している。中でも、南福島の高清水自然公園ひめさゆり群生地は、標高850メートルの山の上にあり、100万本の「ヒメサユリ」が自生しており、その規模は日本一と言われている。そこに6月26日にホテルから車で2時間近くかけて行った。開花の時期は過ぎて、いくつかの花が咲いているだけであった。それでもそのピンクの可憐な花とさわやかな草原の公園を楽しむことができた。ネットには、その綺麗な写真が掲載されていて、来年のピークの時期にもう一度行きたくなった。(以下ひめさゆり群生地のサイト)

https://www.bing.com/images/search?q=%e3%81%b2%e3%82%81%e3%81%95%e3%82%86%e3%82%8a%e3%81%ae%e7%be%a4%e7%94%9f%e5%9c%b0&id=B76425A72337F1D383D2D9E499838356ACE7E2C9&first=1&disoverlay=1

https://aizu-rentacar.com/special/357.html

開花の最盛期と天候(霧と晴)に恵まれたのは、日光霧降高原のニッコウキスゲの群生地である。そこは標高千メートルのところからおよそ千段の階段があり、その片側に黄色のニッコウキスゲ花がぎっしり群生している。訪ねた6月27日は800段より下が見頃、800段より上は5分咲きくらいであったが、力を尽くして700段の階段の登り、霧がかかったり晴れたりの幻想的な中でとニッコウキスゲの群生を見ることができた。ニッコウキスゲの花言葉は「日々あらたに」で、困難な時代に人々に人気の花である(https://flower-plant.com/articles/6771

日光霧降高原 ニッコウキスゲのサイト http://www.kirifuri-kogen.jp/index.html

https://osanpomichi.com/nikkoukisuge

KODAK Digital Still Camera
KODAK Digital Still Camera

東京大学の授業料の値上げ案について

東京大学が授業料の値上げを検討しているとのことが今話題になり、今日(6月24日)の朝日新聞朝刊の「時時刻刻」でも大きく取り上げられ、「東大値上げ案の波及―授業料2割増、物価高で財務悪化、世帯年収450万円未満の学生も14%、電気代や人件費他大学も苦境」という見出して、いろいろ論じられていた。生成AIにこのことを質問してみた。

質問1―今、東大はじめ、日本の国立大学で授業料の値上げが検討されていますが、その背景に関して教えて下さい。この問題をどのように考えればいいですか?

ChatGPTの回答―日本の国立大学で授業料の値上げが検討されている背景には、いくつかの要因が考えられます。主な要因を以下に挙げます。/財政状況の厳しさ:日本政府の財政状況が厳しく、大学への予算配分が削減される傾向にあります。そのため、大学は独自に財源を確保する必要があり、授業料の引き上げが検討されます。/大学の国際競争力強化:国際的な大学ランキングでの順位向上を目指して、教育および研究環境の改善が求められています。そのためには、優秀な教員の確保や最新の設備投資が必要であり、これらに資金を投入するために授業料を引き上げることが考えられます。/インフラ整備と運営費の増加:大学のインフラ整備や運営費の増加も授業料値上げの一因です。建物の改修や新設、ICT設備の整備など、学生の学びやすい環境を提供するためには多額の費用がかかります。/奨学金や経済支援策の充実:授業料の値上げが学生やその家庭に与える経済的負担を軽減するため、奨学金制度や経済支援策の充実も並行して検討されています。/この問題をどのように考えるべきか/公平性とアクセシビリティ:授業料の引き上げが教育の公平性やアクセシビリティにどのような影響を与えるかを慎重に検討する必要があります。特に経済的に困難な学生が教育を受ける機会を失うことがないよう、奨学金や助成金の充実が求められます。/長期的視点での投資:高等教育への投資が長期的に見てどのような経済効果をもたらすかを考えることも重要です。教育の質を向上させることで、優秀な人材を育成し、経済全体の発展に寄与する可能性があります。/透明性の確保:授業料の引き上げの理由や使途について、学生やその家族に対して透明性を確保することが重要です。納得のいく説明がなされれば、理解と協力を得やすくなります。/国際的な視野:他国の大学と比較して、日本の大学の授業料がどの程度かを把握し、国際的な競争力を維持するためにどのような施策が必要かを考えることも重要です。これらの視点を踏まえて、授業料引き上げの是非やその影響を総合的に判断することが求められます。

質問2―アメリカの大学と比較して、日本の大学の授業料は高い方ですか、低い方ですか?

ChatGPTの回答―一般的に、日本の大学の授業料はアメリカの大学と比較して低いです。具体的に見ていきましょう。/日本の大学の授業料;国立大学: 平均して年間約54万円(約5,000ドル)前後です。私立大学: 学部や専攻によって異なりますが、年間で約80万円から150万円(約7,500ドルから14,000ドル)程度です/アメリカの大学の授業料;公立大学(州内学生): 平均して年間約10,000ドルから15,000ドル(約110万円から165万円)程度です。公立大学(州外学生): 州内学生の授業料に加えてさらに高額になり、年間約25,000ドル(約275万円)前後です。私立大学: 学費は非常に高く、年間で平均して約35,000ドルから50,000ドル(約385万円から550万円)程度です。トップクラスの私立大学ではこれ以上の金額になることもあります。/比較のまとめ;日本の大学の授業料は、国立大学とアメリカの公立大学(州内学生)の授業料を比較すると、日本の方が低いです。また、私立大学の授業料を比較しても、日本の私立大学はアメリカの私立大学よりも低い傾向があります。アメリカでは、奨学金や学生ローンが一般的であり、高額な授業料をカバーするための制度が充実していますが、その結果として卒業時に多額の借金を抱える学生も多いです。一方で、日本では比較的授業料が低いため、学生の経済的負担はアメリカに比べて軽いと言えますが、それでも最近の経済状況や大学の財政事情から授業料の値上げが検討されています。授業料の違いは、教育制度や財政支援の仕組み、政府の方針、大学の運営方針など多くの要因が絡み合っているため、一概にどちらが良いかを判断するのは難しいですが、学生やその家族にとっては負担の大きさが重要な問題となります。

東京大学の学生の学生値上げ阻止の映像がよくテレビや新聞で見かけるが、その理由はあまり明確ではない。ただ、東京大学の学生新聞のオンライン記事は、かなり詳しいデータをもとに論じられていて感心した。(https://www.todaishimbun.org/gakuhikeii_20240617/(東大新聞オンライン)。

高等教育の専門家(小林雅之氏他)の意見は、大変参考になる。https://digital.asahi.com/articles/ASS6P14TFS6PUSPT00BM.html?iref=pc_edu_top__n

大学教員の老後はサバティカルなのか?

知り合いの大学教員(専任)から、「今サバティカルで時間はあるけれど、来年は忙しくなります」というメールをもらい、自分の今の生活のことを考えた。「大学教員の退職後の生活は、時間が十分あるからサバティカルなのか、でも何か違うな」と感じた。大学院生の頃も、職はなかったが時間は十分にあった。その時とも違う。生成AIに、サバティカルの由来と意味に関して聞いた(下記の回答を転載)。自分のサバティカル時の過ごし方を思い出し(2024年4月12日のブログに記載)、今の生活との違いについて考えた。退職した大学教員は、今どのような生活を送っているのであろうか。それはサバティカルのような生活なのであろうか。

AIへの質問―大学教員にはサバティカルという研究休暇が与えられる大学がありますが、この由来や意味は何ですか?日本ではどのくらいの大学にそのような制度がありますか?

ChatGPTの回答―サバティカル(sabbatical)は、大学教員や研究者が一定期間の研究休暇を取得する制度のことです。この制度の由来や意味について詳しく説明します。/ サバティカルの由来;;サバティカルという言葉は、ヘブライ語の「シャバット」(Shabbat)に由来しています。シャバットは「安息日」を意味し、ユダヤ教では週の7日目にあたる土曜日を休息と礼拝の日としていることに関連しています。聖書には7年ごとに土地を休ませる「安息年」(sabbatical year)の記述もあり、これがサバティカルの概念の起源となっています。/ 意味:-サバティカルは、研究者や大学教員が通常の教育や管理業務から離れて、研究や自己啓発に専念するための期間を指します。この期間は通常、1学期から1年間程度です。サバティカルの目的は、新しい知識やスキルを獲得し、研究を深めることにより、復職後に教育や研究において新たな成果を挙げることです。/ 日本でのサバティカル制度-日本の大学におけるサバティカル制度の普及状況については以下の通りです。普及状況:サバティカル制度は、アメリカやヨーロッパの大学に比べると日本ではそれほど一般的ではありません。しかし、一部の国立大学や私立大学では、この制度を導入しているところもあります。例えば、東京大学や京都大学、一部の私立大学(慶應義塾大学、早稲田大学など)ではサバティカル制度が存在しています。/ 適用条件:-日本でのサバティカル制度は、多くの場合、一定の勤務年数を満たした教員が対象となります。通常は6〜7年の勤務後にサバティカルを取得する権利が与えられます。期間は半年から1年程度で、給与の一部または全額が支給される場合もあります。/ まとめ;サバティカルは、研究者や大学教員にとって貴重な研究休暇の制度であり、研究の深化と自己啓発を目的としています。日本では一部の大学で導入されていますが、アメリカやヨーロッパほど一般的ではありません。サバティカルを取得することで、教員は新しい知識やスキルを身につけ、復職後により高い教育・研究成果を上げることが期待されます。