千葉でも雪

今日(11月24日)は、千葉でもかなり雪が降った。
若い人は元気で、久しぶりの雪に、雪の積もった校舎の空き地で、はしゃぐ姿が見られた。うちの犬(ソフィー)はもう年で、雪よりストーブの前が好き。幼い子ははじめて見る雪に興味深々。

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幼稚園生と大学生

藤崎春代「子どもの発達から教育を考える」(『教育の基礎と展開』第3章、学文社、2016年)の中に、幼稚園児の園の授業風景のことが書かれている。
幼稚園児たちは園で2つのことを学ぶ。1つは、「教室での学習場面の成立を可能にする教室ルール」(具体例で上がっているのは、挙手―指名のルール)。
もう一つは、「二次的ことば」を使うこと。「二次的ことば」とは、「一次的ことば」(=「具体的な事例について、状況の文脈に頼りながら、親しい人と直接対話によって展開する言語活動」)とは違い、「状況の文脈を離れ、抽象化された聞き手一般を想定し、話の筋は自分で調整し、ことばの文脈で使うことば」である。つまり二次的ことばとは、教室での発言や発表の時使うことばを身に付けるということである。
幼稚園児が園で学ぶこの二つのことがらのことに思いを馳せると、今の大学生はこの二つのことが学べているのかどうかと疑問に思う場面に出会うことがよくある。
第1の「教室ルール」でいうと、大学の授業という場で、私語やスマホいじりが頻繁にみられることである。これは、3歳の園児がまだ幼くて、教室で今なされていることやルールを理解できず、自分の好きなことをやってしまうのに似ている。3歳児でも教室ルールを理解しそれに従うことのできる子もいるので、私語やスマホいじりをしている大学生は、それが理解できない3歳児以下の能力しかないともいえる。
第2の「二次的ことば」でいえば、学生を指名して発言を求めても、無言か、友達に話すような小さなつぶやきしか返ってこないことが多い。これも3歳児が学ぶ「二次的ことば」がまだ身についていない証拠と思えてしまう。
大学は自由な場であるが、その自由は、無知からくる幼い子と同じ行動をすればいいということではない。大学生には大学生の発達段階にふさわしい行動があるはずである。

メールによる資料の送付

人に何か資料を送るとき、どのような方法が便利なのであろう。
一時FAXが出回ったときそれを使うと瞬時に送れ、とても便利と思う時があった。ただ、資料が多すぎたり、受け取る側の設定がきちんとなされていなかったりして、スムーズにいかない時もあり、それを考えると躊躇してしまう。それに最近は相手のFAX番号がわからないことが多い。
その点、印刷機のスキャナーで撮り、それをメールの添付で送るのが、とても簡単。
今回も、武蔵の卒業生から昔一緒にやった大学生調査についての問い合わせがあり、添付のものを送った。うまく、先方に着き、読める状態になってくれるといいのだが。

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千葉内房

千葉の外房の海は太平洋であるのに対して、内房の海は東京湾。
したがって、内房の海はそれほどきれいでなく、景色もいまいちのところが多い。
しかし、海面は静かで、天気がよければ、三浦半島や富士山などが対岸に見え、絶景の景色のところもある。

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