祭りのあと

吉田拓郎の歌に「祭りのあと」がある。
https://www.youtube.com/watch?v=n8OUm1rtS8A

皆で盛り上がり成功したイベント(祭り)ほど、それが終わったあとのさびしさはひとしおである。
人生とは、そのようなものかもしれない。

4日間で延べ12万5千人の入場者があったといわれる大きなお祭り・フジロック(www.fujirockfestival.com/news/)から1週間が経過した苗場を訪れる機会があった。
夏休み中の休日だというのに、人は少ない。多くの人が集まったステージのあった広場も、子ども達の遊んだ河原も、たくさんの若者が歩いたボートウォ―クも人はいない。ロープウエイに乗る人も少ない。さびしい光景を目にした。

これが、今の地方そのものなのであろう。バブル景気のはじけた後の観光地の姿といってもいい。ひと時のお祭りには人が集うが、サーと退いていく。

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ただ、人のいない苗場もいいものである。
自然は豊かで、緑もいっぱいである。ハイキングできるところや温泉が近くにたくさんある。
祭りのあとのさびしさを味わうのも、なかなか乙なものである。吉田拓郎の歌を聴きながら。
湯沢まで降りていくと美味しいお蕎麦屋もある。(中野屋・塩沢店 https://tabelog.com/niigata/A1504/A150402/15000073/)

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緑のカーテンー瓢箪

窓に緑のカーテンを作りたいと思うのだが、相手が植物だけでにうまくいかない。
例年は朝顔かゴーヤの緑のカーテンを出窓の外に作るのだが、今年はいつもの青の朝顔が芽を出さず、琉球朝顔も買うことができず、ゴーヤもあまりうまく育たなかった。
その代わりたまたま百円余で買った瓢箪の苗が大きくなり蔓を伸ばし、出窓を覆うようになってくれた。たくさん白い花が咲き、瓢箪ができはじめている。昔、瓢箪は中をくり抜き、水筒として使った覚えがあり、楽しみ。

追記 ネットで見ると、瓢箪に関して、下記のような説明がある。
https://kotobank.jp/word/ヒョウタン-1582733
<ウリ科の一年生つる草。ユウガオの1変種。植物体の形状はユウガオによく似る。全体に軟毛があり、巻きひげで他物に絡みついて伸びる。夏、葉腋(ようえき)に長い柄のある白色の単性花を開く。雌雄異花で、夕方に開花し翌朝しぼむ。果実が成熟すると、果皮は非常に堅くなるので、酒や水の容器として利用される。
 春、苗床に種子を播(ま)いて苗を育て、定植する。普通は垣根や日よけ棚などにはわせて栽培し、風流を楽しむ。容器をつくるには、完熟果を収穫し、口の部分に小さい穴をあけて水に浸(つ)け、果肉を腐らせ、水に溶け出させて除いたのち、十分に洗って乾燥する。
 用途は、水入れのほか、酒、牛乳、香辛料、石灰、塩、炭入れ、食器、酒杯、柄杓、薬壺(くすりつぼ)、矢筒、花器、茶器、虫籠(かご)など多様な容器、種播(ま)き器や箕(み)、種子入れなどの農具、浮きや魚籃(びく)としての漁具、喫煙器具、帽子、服飾品、装飾品、仮面、御守り、呪術(じゅじゅつ)や祭事用品、シンボル、食料、薬用、楽器とさまざまな分野にわたり、100を超える。
 中国では、ヒョウタンの中に別世界があり、道教の八仙の一人鉄拐(てっかい)仙人はその霊気で不老長寿を保つとされた。漢方医のシンボルに使われ、かつて魔除(まよ)けや御守りにされたのも、その思想による。孫悟空(そんごくう)がヒョウタンの中に吸い込まれたり、「ヒョウタンから駒(こま)が出る」という日本の諺(ことわざ)も、ヒョウタンの中に別世界があるとの考えに基づく。なお、「ヒョウタンから駒」の諺は、ヒョウタンから米が出る『宇治拾遺(うじしゅうい)物語』のスズメの恩返しや、『今昔(こんじゃく)物語』の僧の実力競べが基になった「ヒョウタンからコメ」から派出したとの見方もある。世界各地で土器に先だつ歴史があり、生活に深く結び付き、神話・伝説に登場し、儀式や儀礼、呪術などにもかかわり、ヒョウタンは文化に値する意義をもつといえよう。>

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夏の草花

春、秋ほどではないが、庭の夏の草花もこの暑さの中、健気に花を咲かせている。
朝晩の水やりが大変で、家を留守にすることができないが、その分、暑さに負けない草花の逞しさを感じ、元気をもらっている。
ペチニア、ハイビスカス、ポーチュラカ、ゴーヤ、朝顔(青の朝顔は隣に家のもの)などhttps://www.takeuchikiyoshi.com/wp-admin/themes.php

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夏祭り

今地域の人が集まれる行事といえば運動会とお祭りくらいかもしれない。地域から子どもがいなくなり運動会も盛り上がりを欠き、残るはお祭りだけが唯一老若男女で集まれる機会になっている。
夏祭りは、御神輿や山車が出て地域を練り歩き、夜には盆踊りがあり、その太鼓の音を聴き踊りを見ながら、たくさん出ている屋台に並び皆で楽しむということをする。

うちの地区(稲毛京成団地)に夏祭りがあったので覗いてみると、いつも卓球で一緒の人が役員席でお酒を飲み「一緒に飲まないか」と誘ってくれた。、近所の知り合いが店を出し、小中の同窓生が集まり、女の子たちが浴衣で着飾り、それを男の子たちが横目で見て、親たちが日頃挨拶だけの人とも会話する中で、小さな子ども達も普段と違うハレの雰囲気を感じ、周囲をうれしそうに駆け回っていた。盆踊りを踊っているのは老人ばかりだが、皆それぞれ、楽しみ、平和な風景であった。

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第36回 学校社会学研究会 開催予定

毎年夏に開催されている学校社会学研究会が今年は36回を迎え、野崎さんと井口さんの世話役のように下記のように開催される。
はじめて参加の方もメンバーの紹介があれば参加可能である。私にご連絡いただければ、参加申し込みをしておく。
 武内メールアドレス fwne3137@mb.infoweb.ne.jp

第36回学校社会学研究会プログラム
日時:8月24日(金)13:00〜8月25日(土)
場所:学習院大学 南2号館4階第1会議室(学内地図参照)
JR山手線「目白」駅改札から徒歩2分
会費:500円 
懇親会参加費: 4000 円

24日(金) 12:30〜 受付
24日 発表者及び発表タイトル
#0 13:00〜13:05  開会挨拶
#1 13:05〜13:40 王佳璇(筑波大研究生)
「中国学歴社会において理系に進学する社会構造と学校格差」
#2 13:40〜14:15 張昕華(筑波大研究生)
「中国学歴社会における実技教科教員の労働と地位の象徴的排除)
#3 14:15〜14:50 笹沼塩美
「日本の大学生の海外留学:留学先と再適応」
#4 15:05〜15:40 丁名揚(筑波大院生)
「学歴社会の中国にみる「素質教育」の課題」
#5 15:40〜16:30 児玉英明
「商業高校科目『経済活動と法』に関するケース教材の開発:SPH採択高校との高大連携」
#6 16:30〜17:20 武内清・浜島幸司・黄順姫
「高校教師の今:中央教育研究所・2017年全国調査から」
#7 17:20〜18:10 鷲北貴史・山本修裕
「大喜利メソッドによるBF大学の教育実践と、校歌絶唱のその後:湘南工科大学「文化をはぐくむ」の教室から」
懇親会 目白:「熱烈上海食堂」

25日(土)8:30〜 受付 8:40〜9:00 Coffee Hour
#8 9:00〜9:35 横沢佳奈(筑波大院生)
「部活動の実態と課題」
#9 9:35〜10:10 刘荟(中央大院生)
「中国内陸部貧困地域における親の教育戦略」
#10 10:10〜11:00 白石義郎
「部活動の物語構造」
#11 11:00〜11:50 山本雄二 x 廣井まりこ 
「校内暴力と中和の技法 その2」
総会 11:50〜12:10
昼食(希望者:目白トラッドビル内のレストラン「あえん」を予定)

問い合わせ先  井口 hi2@buffalo.edu