水仙を房総に見に行く

近所の友人夫妻と房総へ水仙の花を見に行く。
水仙は、蝶や虫のいない冬に咲く珍しい花だが、可憐でいい香りがする。
家からは房総は近く、2時間もしなくて、目的地の佐久間ダムに着き、ダム沿いの水仙の花を楽しんだ。
帰りは、もみじ(紅葉)ロードを通って帰ると、まだ紅葉が残っていて、千葉にもなかなかいい所のあることを知った。

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年末に思う

このところ私の自宅のパソコンの調子がよくなく、それは体の一部が不調のような気分。早く何とかしなければと思う。
先週の金曜日(21日)に敬愛での今年最後の授業が無事終わり、晴れ晴れとした気分になっていいはずが、そうでもない。
授業の最後の週は、教員たちの挨拶は、「やっと今年も終わりますね」というもので、授業の苦労から暫く解放される安堵を表明したものである。
その気持ちはよくわかるが、非常勤の身としては、授業を担当させてもらっていることがありがたいので、それが終盤に近づいたことへの寂しさも感じる。

先週の敬愛の「教育課程論」の授業は、教育哲学・異文化理解が専門の佐藤邦政氏(敬愛大学専任講師)に教育思想、教育哲学のことを話してもらった。ルソーの思想を中心に含蓄のある講義*で、私の苦手な分野を補えてよかった。学生は、熱心に講義を聞いてくれていたので、社会学や心理学や教育実践とは一味違う哲学的な教育学の面白さを知ってくれたことであろう。

今巷では、「終活年賀状」のことが話題になっている。年賀状のよさと煩わしさは両面あって、なんとも言えないが、私は今年は喪中なので(喪中はがきを出したが、住所不明で戻ってきて来たものもかなりあった)、来年に考えたいと思う。

このブログは私のメモ(日記)のようなものなので、そんなに読んでくれる人がいるわけではないが、シアトル在住のSさんから素敵なクリスマスカードを頂き、ブログの記事への言及があり、感激した。

パソコンの不調もあり、自分の感じたことを文章にできないもどかしさを感じている年末であるが、今年もいろいろお世話になった人や思い出深い出来事に思いを馳せ、新しい年を迎えたい。

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教授会の懇親会に参加させてもらう

一昨日(18日)、敬愛大学国際学部の懇親会に呼んでいただき、6年間教授会でご一緒した懐かしい先生方と楽しいひと時を持つことができた。
偶然座った席が三幣学長の隣だったので少し緊張したが、「ブログは何人ぐらいが読んでいるのですか?」とか気楽に話しかけて下さり、料理と会話を楽しんだ。
また途中から「人当てゲーム」があり、大変盛り上がりであった。それはひとりひとりカードに5つの質問の答えを書いておき、司会者がそれを読み上げ、誰が書いたかを当てるゲームである。
その5つの質問は、下記。
1 カラオケで歌うとすると何の曲を歌う
2 100万円臨時収入があったら、何に使う
3 一番おいしい料理は
4  秘密の特技は
5 会いたい歴史上の人物は

敬愛の国際学部の教員のメンバーは、少人数ということもあり、お互いにプライベートなこともある程度知っているのだが、なかなか誰が書いたのか当たらないものが多く、教員の隠れた一面を知り楽しめた。
私は最初に真面目に回答を書いたが、それではその場にふさわしくないと考え、一部書き換え、受けを狙い、ある程度成功したと思う。
私の回答は下記
1 感謝知らずの女(井上陽水) 2 敬愛大学に寄付 3 妻の料理 4 妻を怒らせないこと 5 夏目漱石
(でも、このブログを読んだら、妻は怒るかもしれない)

授業の記録(「教師について」)

学生に話す内容がないわけではないが、1年間同じ学生に講義をしていると、学生の方も飽きてきて、授業から緊張感が失われつつあることを感じる。
先週の授業(1年生対象、教育課程論)は、少しテーマを変えて、「教師について」ということで、いくつかの資料を読んでもらい、問題を出し、その答えをリアクションに書いてもらい、何人かに解答を黒板に出て書いてもらい、それをもとに議論をしようと試みた。
授業の進め方がいつもと違い、学生は資料を読み一生懸命黒板にも書き、それへの説明もして、議論まで発展はしなかったが、多少学生参加型の授業ができたと思う。
問題、資料、リアクションの例を、掲載しておく。
(昔の私の恩師の清水義弘先生の論も資料に使い学生に意見を求めたが、「清水さんの意見には反対です」という学生もいて、曾孫くらいの学生にさんづけされ、清水先生も苦笑されていると思うと可笑しかった。)

教育課程論リアクション      12月14日     
 テーマ 教師について
1 教師には、どのような資質や能力が必要だと思いますか(自分の意見)
2 政府や行政は、教師に必要な資質や能力として何を挙げていますか。(中教審答申、他)
3 教師の特質の問題点として、どのようなことが挙げられていますか(清水)それに対して、どう思いますか。
4 教師にとって、人間性と教育技術(学力や知識も含む)のどちらが大事ですか(向山参照)
5 現代の教師の抱える問題は何でしょうか。
6 教師の資質を形成する為に、また大学でどのような授業があればいいと思いますか。またどのような大学生活を送ればいいと思いますか。
7 他の人からコメントをもらう

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寒い季節のイルミネーション

関東も急に寒くなってきた。寒さは年寄りや痩せているものには骨身に滲み、辛い季節になったなと思う。これ以上に寒い地域には、旅行したくないとも思う。近くの通りも、寒さのせいで散歩する人も少なく、いつも以上に閑散としている。
昔、家族で1年間住んだアメリカwisconsin(madison)は、北海道と同じくらいの緯度だったので、冬はとても寒かった。しかし、辛かったという印象はあまりない。その理由は建物や家の外は寒くても中は暖房がきいて寒くはなかったということもあるが、それ以上に通りや家々のイルミネーションが綺麗だったというせいもある。各家が皆電飾で外を飾っていた。特に雪に電飾のイルミネーションはとても映える。マディソンでは他の季節より冬の季節の方が、夜は街や通りや家々が明るくきれいで(寒さで散歩は無理にしても)ドライブして冬の街や通りを楽しめる。
日本でも、最近はイルミネーションの綺麗な街や通りはふえているようだが、それぞれの家が、電飾で家の外を飾るという習慣はない。
うちではアメリカから帰って来て2〜3年は、家の外の飾り付け用のライトを買って来て、庭木に巻き付けて点燈したが、取付がかなり面倒で、またライㇳは重く庭木にはよくないと植木屋さんに言われ、すぐ飾りをやめてしまった。
 今年は、コストコでイルミネーション用の光を発する機器が売られていたので、つい衝動買いをした。それが意外と手軽で,奇麗なので、庭に放置されたボールや木々にその光を当てて,楽しんでいる。ささやかなアップライトでその光に気が付く人はほとんどいないが、寒い季節に見た人の心を少しでも温められればと思う。

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