個人のピアノ教室の発表会を聴く

個人のピアノ教室の発表会を見学する機会があった。発表会の場所は、個人の一戸建て住宅の1階部分を音楽用に改装した素敵な部屋で、ボストンのグランドピアノが置かれ、観客席は20席ほどのこじんまりしたところ。

発表者はピアノ教室の教え子人が2部に別れ、1部7人、2部7人(年長1人、小1~3年8人、小4~6年3人、中学生2人、大人1人)合計14人であった。小学生以前の子どもが少ないのは、ヤマハやカワイの音楽教室などに通い、ピアノの個人レッスンを受ける子どもが少ないからであろう。男女別は、女9人、男5人と、女性が多い。

弾く曲は昔(四半世紀前)より易しくものが選ばれている様子(家人の話)。練習も昔のように親が厳しく必死にしてきたというよりは、自分なりに練習し、ピアノを楽しみ、先生も家族もそれをよしとするという雰囲気が強いと感じた。その意味で、昔アメリカ滞在中にうちの娘たち(小5,中1)が参加したピアノ発表会の雰囲気と似ていると思った。ピアノでプロをめざす子どもと、自分なりに楽しめばいいという子どもが二極化し、郊外(千葉)の小さなピアノ教室は後者の子どもが集まっているのかもしれない。(いろいろな連携があり、上を目指す方法はあるとの説明はあったが)

韓国映画「ザ・ネゴシエーション」(2018年)を見る

ヒットした韓国ドラマ「愛の不時着」を見て、ヒロインのソン・イェジンのファンになった人も多いのではないか。ウィキペディア(Wikipedia)で調べると、(データは完全ではないと書かれているが)、ソン・イェジンは、1882年1月生まれ。映画に20本、ドラマに13本出演している(私がこれまでに見たのは映画2本、ドラマ3本である。どれも面白かった)

ソン・イェジンは「清純で、美しいというイメージだったが、意外にもさばさばしていて気さくで、コミカルなシーンにも意欲的で、自分の意見をハキハキ伝える面があるかと思うと、少し天然な部分もあって、そういう姿がとても魅力的だった」という監督評もある。

最近,ネットフリクスでソン・イェジン主演の映画「ザ・ネゴシエーション」(2018年)を見た。ソン・イェジンは、ソウル市警危機交渉班の警部補で、事件現場で犯人との交渉役を演じている。通常そのようなネゴシエーターは理性的で情には動かされない人がなると思うが、ソン・イェジンの演じる交渉人は、情に厚い韓国の人の典型のような性格で、国家や警察のトップの冷酷な指令には従わず、それで犯人は心動かされる部分はあるが、結果は必ずしも望んだものにならない。

ドラマ「秘密の森」と同様、韓国の公(大企業や警察トップ)と私(情に厚い人間性)が、ぶつかる場面も多く、興味をひかれる。この映画の成功は、ソン・イェジンの天然の人間性と演技力にあり、彼女のよさが十分発揮されている(、と思う)。(相手役は『愛の不時着』で共演したヒョンビン

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A4%E3%82%A7%E3%82%B8%E3%83%B3

春の訪れ2 ― 頼朝桜を見に行く

もう春の桜(ソメイヨシノ)の開花予定がテレビで報じられるようになっている。順序として、梅や河津桜(千葉では頼朝桜)のお花見をして、それからソメイヨシノの桜を見ないと、季節感が狂ってしまう。

今日(7日)は、天気もよく、内房を経由して、富士山も見ながら(4930)、南房総の佐久間ダムに、頼朝桜と梅を見に行った(車で1時間半)。佐久間ダムには水が戻り、まだ水仙も咲いていて、満開の頼朝桜(4954)と梅(4961)を堪能した。道の駅で、季節の野菜と花の苗を買い、これで、桜の季節を迎えられる。

春の訪れー「風の便り」41号、42号、40号

今イギリスで話題になっている庭は、たくさんの昆虫や動物が訪れるところだという。いかにきれいな草花で飾るかでなく、いかに昆虫や動物が来たくなる庭にするかという発想で庭づくりをするというのは面白いと思った。

軽井沢に住む知人で、訪れる動物や鳥の為に何百本もの木を植え、それを観察する為に素敵な観測小屋を建て、心温まる観察日記を公開している人がいる。それは、同じような発想に基づくのであろう。http://sophiart.co.jp/messay2012000.htm

私の場合は、そのような大それたことはできないが、せめて蝶が訪れる草木を植えようかと考えている(今、種から撒いた菜の花がプランターの中で育っている)。

いつも送っていただいている「風の便り」41号には、春の蝶の写真が多く掲載されている。42号には、テントウムシの生態が掲載されている。40号と一緒に掲載する。

「サイクリング」に挑戦

普段 近場に行く時は、よく自転車に乗るが、それも片道5分~15分程である。今日は天気もよく少し暖かい陽気なので、少し遠くまで自転車で行ってみようと思い、「花見川サイクリングコース」(https://www.city.chiba.jp/toshi/koenryokuchi/kanri/hanamigawa-inage/hanamigawa-saikurinngu-koosu.html)に挑戦した。

家からいつも車で行く検見川浜(出発点)まで、車だと15分のところ、自転車で40分近くかかった。今日の検見川浜は風が強く、海ではカイトサーフィンが疾走し、カモメも群れをなして風を避けていた(お腹がすいているのか飛んで餌を待つ鳥が多い。私とカモメの写真を撮る人がいて、「老人とカモメ」という題でインスタにあげるのかもしれない)。そこから花見川沿いに上流に向かってサイクリングロードになっていて、周囲の景色を楽しみながらペタルを漕いだ。サイクリング用の細いタイヤの自転車の人が多く(親子連れもいる4923)、私のように普通の自転車(電動アシスト)はほとんどいない。川の対岸の海浜幕張のベイタウンのマンション群も千葉と思えないおしゃれさ(4919-1)。途中のなかなか景色のよいところの多くあった(4月は桜が綺麗そうなところも)。(終点に近い)「花島公園」(菜の花はまだ,4926)まで1時間半くらい走ったと思う。帰りはサイクリングロードを途中で降り少し道に迷い、家に着いたら午後1時で、3時間のサイクリング(というより自転車乗り)であった。サイクリングロードは普通の道路とは違い、自動車が全く通っていない(並走してもいない)ので、気分的に大変よく、周囲の景色も楽しめた。今度は子ども(孫)達と来たいと思った。