服部農園あじさい屋敷に行く

近所でもアジサイの花は、ちらほら見ることができるが、やはり群生してるアジサイを見たくて、茂原の「服部農園あじさい屋敷」に行った。

http://ajisaiyashiki.la.coocan.jp/index.html、
http://ajisaiyashiki.la.coocan.jp/about.html

「総面積27,000㎡の屋敷に18,000㎡、250品種・10,000株以上のあじさいが色彩豊かに咲き競います」と、案内のあるように、いろいろな種類の色とりどりのアジサイが、森の丘陵に咲いていた。足場は悪くなるが、雨の日に見に来た方が、さらに趣があると思った。(自宅から車で50分ほど)

帰りは、、西暦784年に開基され、1028年に建立され、重要文化財になっている「笠森観音」(https://kasamori-ji.or.jp/)にも寄り、千葉の初夏を楽しんだ。

風の便り44号,45号

辻秀幸氏より毎月1回発行の「浜町から風の便り」44号(2023.6.1)を送っていただいた。今回は、氏の最も専門としているカメムシの写真とカメムシの悪臭による専守防衛の話である。これは我々の戦争や防衛のことを思い浮かべコメントされていて興味深い。(蝉の写真の45号も掲載する)

辻氏は、昔私立の中高の教壇にも立ち、また市と学校の図書館にも勤めていたことがあるので、視聴覚器材に詳しい。今の児童生徒に一人一台配布されたPC端末に関して、昔の学校で視聴覚器材の使われ方を思い出し、それと対比したコメントがとても的確で感心した。私への私信であるが、公開しても差し支えなく、興味深い内容なので掲載させていただく。

梅雨入り、アジサイの季節

関東地方梅雨入りしたということで、雨の降る日が続いている。雨が降り続くというのではなく、晴や曇りだったのに、急に降り出したりする。雨が降り続くよりはいいのかなとも思う。

この時期は、紫陽花(アジサイ)の季節でもある。近所でも、いろいろな種類やいろいろな色の花が咲いているが、もっとたくさんの紫陽花の咲いているところを見に行きたい。

多文化教育再考

内田樹は「コロナ後の世界」(ブログ21021年10月17日)で、「『グローバルからナショナルへ』という流れはこのあとしばらく続くでしょう」と書いている(http://blog.tatsuru.com/)。その通りなのだが、そのような時だからこそ、今はその逆の多文化的な考え、教育でいえば多文化教育的視点が必要だと思う。

多文化教育に関しては、このブログでもたびたび書いてきた。授業でたびたび取り上げてきたせいである。

また「アメリカにおける多文化教育の歴史と現代的課題」という題で、アメリカのUWの教授で、教師教育で世界的に有名なグロリア.L.ビリングス教授に、上智大学の授業で話していただいたことがある(通訳は加藤幸次先生がしてくださった)。(下記上段参照)

また、私がこのテーマで最近書いた短い文章の掲載しておく(下記下段参照)

実証的データーで検証することの意味

何となく思っていることでも、実際のデータで確認する意味はある。自分や世間の思い込みが実際とは違っていることはよくあるからである。

外国語である英語の学習で、日本人の英語教師より英語のネイティブスピーカーに習った方が、英語に親しみを持ち、英語が好きになり、英語の学力も高くなるのではないかと、一般には思う。それを、大規模な調査で、確認した報告論文を読んだ。

向後秀明他「外国語指導助手(ALT)が小・中学生の英語学習に対する意識及び中学生の英語力にもたらす効果に関する調査研究」(敬愛大学国際研究第35号、2022.2)である。

中学生で「英語の勉強は楽しい」と「とてもそう思う」割合は、ALTの参加度が「週に3回程度」で40.5%,「週に2回程度」で25.8%、「週に1回程度」で24.8%と、3回と2回以下の間で大きな差がある。英語テストの結果(20点満点)でみると、ALTを「ほぼ毎日配置」で11.0点、「週に3回程度」で10.4点、「週に2回程度」で10.6点、「週に1回程度」で9.1点と、大きな差とはいえない。

この調査は、中学3年生では、アンケート調査を11902名に、英語テストを6228名に対して、アンケート調査は13問、英語テストは英検4級レベル20問を実施した大規模なものである。さまざまな要因が調査項目に含まれていて、社会調査の技法を駆使すれば、ALTの効果の実態がデータで検証され、有意義なものになるであろう。