HPのリニューアル

「日本子ども社会学会」のHPが、このHPを作成してくれているS氏の手によって、リニューアルされ、素敵なHPになった。(http://www.js-cs.jp/)

一般からも20周年記念論文を募集しているので、一度覗いてほしい。
 

学年末の忙しさ

 日頃、仕事をてきぱきとこなしていないと、手を付けていないことがどんどん溜まってニッチもサッチもいかなくなる。
学年末は、そのような時期である。
 大学の授業はまだあるし、試験問題は作らなければならないし、来年度のシラバスを書かなければならないし、共同研究の報告書を作成しなければならない。さらに研究費や科研費の会計処理をしなければならない。
 また、今年の6月28日~29日に敬愛大学で開催する「日本子ども社会学会」21回大会の準備をそろそろはじめなければならない。

この欄で、「無駄なこと」を書いている暇がなくなっている。そのことで実害は何もないので心配はいらないが、このページを訪れて下さった方には申し訳ない。

このサイトには、投稿欄(guest book)もあるので、何か書き込んでほしい。

新年のご挨拶

謹賀新年

今年もよろしくお願いします。

平成26年元旦
           武内 清

敬愛大学の授業風景

先日(12月11日)の、敬愛大学での小原孝久先生の授業風景を、敬愛大学こども学科のHPに、掲載させていただきました。

http://www.u-keiai.ac.jp/

http://www.u-keiai.ac.jp/international/20100720162948/20130401141505/20131226101546/index.html

フォトジャーナリストについて

放送大学・特別番組「フォトジャーナリストとは何か」(12月22日)もいい番組だった。
これは、フォトジャーナリストの広河隆一氏へのインタビュー番組であったが、フォトジャーナリストについてはじめて知ることができた。フォトジャーナリストは、いい報道写真を撮るだけでなく、その写真で何を訴えたいのかが大事、ということを言っていたように思う。
氏は、チェルノブイリには20回近く行っていて、東北の3.11の地震があたっ時、すぐその日のうちに車で福島に向かったという。福島原発の近くの村(町)で、持っていった放射線探知機で放射線量をはかると、数字が振りきれてしまい、驚愕したという。その時、政府は安全宣言を出し、帰宅を住民に許可していたので、多くの人が、危険なことを知らず、家に帰ろうとしていたという。氏は、車を道路に停め、住民に危険を知らせることに奔走し、報道写真を撮るどころでなかったという。報道写真を撮ることより、人々に危険を知らせることを優先する氏の姿勢に、フォトジャーナリストのあり方を見た気がした。

これは、科学者や、我々教育の研究者にも、つきつけられた問いのよう気もした。研究者は、教育現場の当事者であるよりは、現場に影響を与えず客観性を優先することが多い。そのような姿勢の意味が問われていると言ってよい。 科学者、研究者は、客観性という名のもとに、何を守ろうとしているのであろうか。。

広河隆一氏のプロフィールは下記((http://info.linkclub.or.jp/nl/2008_04/pdf/P07-10.pdf)
 早稲田大学教育学部卒業後、イスラエルに渡り3年間生活する。70年に帰国以来、フォトジャーナリストとして中東各地を取材する。レバノン戦争とパレスチナ難民キャンプの虐殺事件の記録で82年によみうり写真大賞を受賞する。チェルノブイリ原発事故や薬害エイズなどの取材でも知られ、89年チェルノブイリとスリーマイル島の原発事故の報告で講談社出版文化賞を受賞。著書に『ユダヤ国家とアラブゲリラ』『パレスチナ難民キャンプの瓦礫の中で』(共に草思社)、『日本のエイズ』(徳間書店)、『チェルノブイリの真実』(講談社)、『人間の戦場』(新潮社)など多数。フォトジャーナリズム月刊誌『DAYS JAPAN』の編集