検見川浜の夏

このところの暑さで、近くの海浜を散歩することもしていない。今日(22日)は夕方、思い立って久しぶりに近くの検見川浜に行った(車で13分)。浜辺の近くの道路わきの夾竹桃(キョウチクトウ)の花が満開で綺麗で見とれてしまった(この花に目がいったのははじめてかもしれない)。海は少し風があり、夏の涼しさを感じた。近隣の中学生の描いた海辺の壁画も上手で感心した。水遊びを楽しむ家族も1組いて、水難事故が多く報道されているなかで大丈夫かと心配して少し見守った(中国人家族のようであったが)。夏の解放感を、近くの検見川浜で味わった夕方であった。

雨の功罪

この間、豪雨で河川が氾濫したり土砂崩れがあったりと、日本列島で災害にあったところが多く、それがニュースのトップを占める日が続いた。被災地の1日も早い復興を願う。関東でも北の方は極地的な雨に見舞われたところがあったが、千葉県ではずーと雨が降らず、暑い日が続いた。雨が降らないと、植物にとっては命にかかわる。1日水が切れても、ぐったりとしてしまう花々も多い(その点雑草は、水なしでも元気でたくましい)。昨日(22日)は千葉市の稲毛地区では久しぶりに午後に土砂降りの雨が2時間近くあり、外で遊んでいた子ども(孫)達は帰れなくなったが、草木にとっては恵みの雨となった。うちの庭の草木(花)と雑草も、いつもになく生き生きとしていた。

魅力的な山梨県

同じ関東地方でも県によって雰囲気が大分違う。先日(7月11日)、千葉発で山梨県の観光地を回るバスツアーに参加したが、山梨県は山に囲まれ緑が多く、広大な甲府盆地があり、景色がよく、桃や葡萄の産地でなかなか魅力的な県だと感じた。リフトで登った先の「清里テラス」(https://www.sunmeadows.co.jp/livecamera/)からの眺めは八ヶ岳ブルーが見え、なかなかのものであった。

千葉からの行帰りは首都高で東京のど真ん中をバスが通るので、都心の密集したビル群と車の渋滞を経験し、よくこんな過密の中で人は暮らせるものだと呆れ(私も半世紀そこに通い学び、働いた)、そこを抜け日常の千葉に着きほっとした。千葉県は観光地も美味しものも何もないけれど(ピーナツと海の幸くらい)、それがよさという説もある。

マイナーな観光地

今週のはじめに(6月25日~27日)訪れたマイナーな観光地の写真を掲載しておく。一つは、群馬県の「赤城自然園」(https://akagishizenen.jp/)。

(関越自動車道・赤城ICを降りて10分)。パンフレットには、「現在の開園エリア(約60ヘクタール)は、「セゾンガーデン」・「四季の森」・「自然生態園」の3つに分かれており、それぞれ特色の異なる多様な生物・植物が生息しています。すべてのエリアをまわると約2時間、歩数にしておよそ1万歩、広い園内の高低差はおよそ100mです。遊歩道はバーク(木の皮)を敷いた足に心地よい道や歩きやすい木道です。ゆっくりと四季折々に変化する自然の鼓動を思い思いにお楽しみください」とある。広大な自然園であるが、今の季節はほとんど花は咲いていなくて(山ツツジ、ハナミズキとアジサイが少し咲いていた)、訪れている人は少ない。春の山ツツジとシャクナゲ、秋の紅葉の季節は素晴らしいうことが伺えた(動画はhttps://www.youtube.com/watch?v=ubJgIGnwZzc&t=14s)。牧野富太郎の最も愛した花といわれる「バイカウレン」も蕾状態であった。

もう一つは、新潟県中魚沼群津南町にある日本名水百選の「龍ヶ窪」(https://niigata-kankou.or.jp/spot/6988

(関越自動車道・塩沢・石打ICを降りて山道を車で55分)。湧き水量は毎分30tで、池の水は1日1回入れ替わると程澄んでいて、神秘的な景観。そこの駐車場も数台の車しか停まっていなくて、マイナーな観光地。(それでも、苦労してここまできた甲斐があったと思わされる観光地であった。そこにあった鄙びた温泉もよかった)

千葉公園の大賀ハスを見に行く

今の季節は、大賀ハスの花が各地で咲いている。自宅からは千葉公園が近く(車で13分)、今日(23日)見に行った。

「大賀ハスは千葉公園の蓮華亭(れんげてい)前のハス池に群生し、多い時には700輪を超える花が咲くこともあります。見頃は6月中旬。昼頃には花弁が閉じてしまうため、早朝の鑑賞がおすすめです。ぜひ早起きして、初夏の癒しのひとときをお楽しみください。」(https://www.chibacity-ta.or.jp/oogahasumiryoku#list_00)とHPに書かれているが、行ったのは昼ごろ。天気は曇りだったので、それなりに咲いていた。やはり癒しの花という印象。もう一度早朝に来てみたい。