大学生のアルバイトは生活の必需品

大学生に夏休みの過ごし方を聞いたところ、夏休みの半分以上はアルバイトをしている学生が多く、今の多くの学生にとって夏休みは、学費や生活費を稼ぐ時間になっていることを感じた。私が学生の頃(半世紀以上前)は、そもそもアルバイトはほとんどなく、あっても家庭教師か「襖張り」くらいしかなかった。バブル頃、上智の学生は夏休みには海外に旅行しないと肩身が狭く、「アルバイトをやっている場合ではない」と感じていた。今の学生にとって、アルバイトは、生活の必需品であり、それがなくなると、大学に通う費用すら捻出できないという。

< 新型コロナ感染拡大に関する学生団体の調査で、大学生らの約6割がアルバイト収入が減ったり、なくなったりしたと回答したことが22日、分かった。親の収入がなくなった、または減ったと答えた学生も約4割に上り、調査に答えた学生の13人に1人が、大学を辞める検討を始めていると回答するなど、多くの学生が経済的に厳しい状況にあることが浮かんだ。 調査は、学生団体「高等教育無償化プロジェクトFREE」が9日から、インターネットで実施。21日夜時点で回答のあった大学生や短大生ら514人の回答をまとめた。 学生団体の代表は、一律の授業料半額免除などを求める緊急提言を発表した。>

https://this.kiji.is/625620508927444065

「梨泰院クラス・ロス」

これは私だけの「梨泰院クラス・ロス」なのか、それとも誰が見ても心動かされ、ロスになるドラマなのかわからない。今話題の映画「愛の不時着」や「マリッジ・ストリー」(4月17日の朝日新聞夕刊で絶賛)や「Glee」を見ても何かもの足りない。今朝のYahooニュースには、「梨泰院クラス」の反響が広がっていることが書かれていた(下記に一部転載)

<新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛が広がるなか、動画配信サービスNetflixの利用者数が急増しているという。Netflixではちょっとした韓流ドラマブームが起きているらしい。ここ最近、Netflix日本国内の「今日の総合TOP10」で連日上位にランクインしているのが、『梨泰院(イテウォン)クラス』という韓国ドラマだ。3月28日から配信開始されて以来、常に上位にランクインするほど、不動の人気を誇っている。韓国の六本木”とも言われた梨泰院の街にひょっこり現れた“頑固者”の青年がのし上がっていく痛快なサクセスストーリーとなっているのが、『梨泰院クラス』だ。 何らかの理由で中卒の前科者になった主人公が、不条理な世の中に立ち向かって前へ前へと進み、壮大な野望を実現させていく。冷静な判断力と熱い情熱を持った青年の道のりが、多くの視聴者を一喜一憂させた。 韓国では今年1月31日から3月21日までケーブル局のJTBCで放送され、視聴率と話題性でトップを守り続けた。最終回の視聴率は16.5%(首都圏18.3%)をマーク。『梨泰院クラス』がここまで人気を集めた理由は何か。 主人公のパク・セロイ役を熱演した俳優パク・ソジュンの存在を挙げられる。 同性の男性たちが見ても惚れ惚れするような男気も感じさせる。また、今や世界的な人気を誇るBTS(防弾少年団や、俳優パク・ボゴムといった人気スターとのコラボも、大きな話題を呼んだ。主演パク・ソジュンとも親交が深いBTSのVは、自らプロデュースしたドラマの挿入歌『Sweet Night』を歌って親友をサポートした。 いずれにしても『梨泰院クラス』。その人気は、しばらく続きそうだ。(慎武宏、Yahooニュース。4月18日)

https://news.yahoo.co.jp/byline/shinmukoeng/20200418-00173980/

また、ネットではいろいろ出ていて、バックの音楽が一部の映像と一緒に見ることもできる。https://coneru-web.com/itaewonclass-ost/

追記;」友人から、下記のようなコメントをもらった。

<BTSのダンス解説をする講師が、やはりこのドラマを見た後、しばらくロスになったとのことです。BTSのVの歌が宣伝もしなかったのに76ケ国の音源チャートで上位になったと聞きました。BTSの人気はすごいですね。18日(土)、19日(日)、オンラインコンサートがありましたが、世界で最高220万人が同時視聴したそうです.。私も一つ推薦したい韓国ドラマがあります。「雲が描いた月明かり」というドラです。俳優パク・ボゴムと女優キム・ユジョンが主人公の大河ドラマです。いろんな世代の人々がみて楽しむドラマで、奥が深いです。 https://coneru-web.com/drama15/> 

追記 ネットフリクスで韓国の別のテレビドラマを観たが、題材は高校生の援助交際を扱っていて、そこに登場する人たちで人間的に魅力的な人はほとんどいなくて、酷いいじめやケンカや格闘場面が多く、見終わって、嫌な後味だけが残った。当然のことながら韓国のドラマが皆いいわけではない。別に文部科学省推薦のドラマを求めているわけではないが、人の醜い面だけを描くドラマの存在意義はどこにあるのか。

デジタルとプリントのどちらが理解力が高いか?

今の大学生及びそれより若い世代は、デジタル・ネイティブで、紙にプリントされたものより、スマホやPCの画面に表示された文章を読む方が好きで、その方が理解度も高いと本人たちも思っているが、実際は紙のプリントを読んだ方が理解力は高いという調査結果があるという。

https://edition.cnn.com/2017/10/06/health/print-education/index.html

Today’s students see themselves as digital natives, Digital education has its benefits, but so does learning in print. Researchers found digital reading may be faster but comprehension may be lower

学校や大学が休校(講)のなかで子どもたちは?

学校や大学が休校(講)になり、子ども達や大学生たちに、このように過ごしなさいという大人からのメッセージは、新聞にもよく載っている。「家族との会話の時間を多くしよう。今自由に使える時間ができたと前向きに考えよう。勉強の復習をしょう。わからないままになっていた言葉や事柄を調べてみよう」など。しかし、実際小中高校生や大学生が日々実際どのように過ごしているのかに関する報告はあまりない。

大学生の場合の経済的なことの報道はある。一つは大学生のアルバイトできるところが減り、教科書代も払えない学生が出ていること。もう一つは、オンライン授業を行う大学が多いが、オンラインで受信する機器(PC,タブレット)を購入したり、スマホの容量(ギガ数)を増やしたりしなければならず、出費がかさむというもの。実際の授業のないことから、授業料の減額要求も出てきそう。

①  https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200415-00000015-ryu-oki

① https://mainichi.jp/articles/20200406/ddl/k04/040/050000c

精神の安定剤

最近のコロナウイルス禍と政治家たちの無策さに腹立ち、精神のバランスを崩しがちの人も多いであろう。このような時は、庭や近場の草花、いい音楽、面白いドラマや映画、小説や評論、そしていいテレビ番組を見て、心の安定を保ちたい。

 藤原新也のいちファンから、「かつての藤原さん(船長)の旅する姿と想いを追体験できれば、精神のバランスを取り戻せるのではないでしょうか」という要望があり、CATWALK編集部が、35年以上前にNHKテレビで放映された番組「月の雫」をアップしている。これは、藤原新也のバリ島滞在時のドキュメンタリーとのこと。「コマンと言う少女のバリダンスがとても美しく切ないものでした。」 とのこと。これから見る。(「月の雫」藤原新也 で検索)