学生を2つの軸で4つに分類できるのではないかと、ふっと思った。
1つの軸は、勤勉かどうか。授業に遅刻せず皆勤で熱心な受講態度の学生(A)とその逆(遅刻多く休みがちで受講態度もよくない)学生(a)。
もう一つの軸は、頭の回転がよくセンスもある学生(B)とそれがない学生(b)。
この二つの軸を交差させ、学生の4類型(AB,Ab,aB,ab)を作ることができる。
ABは、いわゆる優等生なので問題はないであろう。ただあまり面白味はないかもしれない。
Abは、コツコツ努力する学生で、時間はかかるかもしれないが、いつか芽が出ることであろう。
aBは、教員にとっては少し取り扱いづらい学生だが、能力もセンスもある学生なので、それを何とか伸ばしてやりたいし、伸ばしてほしいと思う。
abは、大学に来ても意味がなかったのにと思うが、高い授業料を払ってくれている「お客様」なので、むげに扱うわけにはいかない。個人的に話してみると、それぞれいい面をもっていることがわかる場合が多い。