どのくらい車にお金をかけるか、どのような車に乗るのか、ということはその人の価値観や人柄をなにほどか反映している。
私(うち)はお金がないということもあるが、車は安上がりの中古車に乗ることが多い。ただ、新車と中古車でどちらが得かというと一概に言えない。
たとえば300万円の新車を購入して10年間乗れば、1年間当たりの車体費用は30万(300/10)である。同じ車種の4年乗った中古車を150 万で購入し6年間乗ったとすると、1年間当たりの車体価格は25万円(150/6)である。つまり新車と中古車で1年間で5万円(月にすると4千円)しか違わない。税金は変わらないし、ガソリン代はかえって新車の方が安くなるので、その差はさらに縮まる。
最初に車に300万円をポンと出せるか、150万円までしか出せないかで、新車に乗れるか、中古車で甘んじるかの違いを生み出す。私(うち)は初期費用がないため、後者である。
大学教師の中にも、初期費用があり、快適な車生活を送っている人ものもいる。友人の岡崎氏は、「リンカーン」の新車にに乗っていて、自信にあふれ、風格さえ身につけている。時々乗せてもらうと、値段にして6分の1のうちの車と乗り心地は全く違うことをに気付く。
(でも、うちのプレサージュもいい車だ。8人乗れるし、本もたくさん運べるし、撤去され保管された自転車も運べるし、ソフィー(犬)がどこでも連れていってもらえる大好きな車だ)