文部科学省がこのほど発表した平成25年度科研費補助金の配分額の私立大学分が、「教育学術新聞」に掲載されていた(6月12日号)。
それによると、配分額の上から5位の大学は、①慶応義塾大学(961件、配分額3、232,190)、②早稲田大学(851件、2、554,500)、③立命館大学(480件、1、154、790)、④日本大学(563件、1,036、750)、⑤東京理科大学(312件、921,050)である
医学部や理系の学部があるところは、1件の額も多いので、配分額が大きくなるが、採用件数をみても、この順位はほぼ変わらない(3位と4位は入れ替わるが)。(早慶がダントツに多い)。
その下の大学を見ると、10位同志社大学(251件)、11位明治大学(251件)、、12位関西大学(257件)、13位法政大学(204件)、14位上智大学(151件)、18位中央大学(177件)、19位立教大学(145件)、20位学習院大学(94件)、27位青山学院大学(94件)、90位国際基督教大学[55件]、127位武蔵大学(24件)などとなっている。
同じ偏差値(入学難易度)同士の大学でも、この科研費の配分額はかなり違っている。科研費の額は、その大学の研究水準を表すものであろう。学生の大学及び大学院選びの参考になるであろう(特に後者)。
敬愛大学は、750の私立大学中271位(7件、金額15,340)で、地方の小さな大学の中で、なかなか健闘している。