この週末(10月26日―28日)は、第63回日本教育社会学会大会に参加するために、京都にある同志社大学に行って来た。
観光は全く抜きで、理事会と学会の発表を聞くだけの旅行であった。この学会には、大学院生の頃から毎年参加しているので(不参加は1回だけ)、40年以上(40回以上)参加していることになる。
一般に研究はまず学会で発表し、それを調査報告書や論文にし、その後本にするというのが順序なので、学会発表はその分野の最新研究情報が得られる。また発表時間は短い(一人20分)ので、発表者も聞き手も緊張と集中力を要求され、学会独特の時間を過ごすことになる。
学会は新興宗教の集まりのようなものだといった人もいるが、確かにある程度皆共通の枠組みを持っていて話は通じる安心感はある。昔からの知り合いにも多数会えて、「生存を確認」(?)できるメリットもある。いろいろなことを得た京都・同志社大学での学会であった。