花の開花に合わせて旅行を計画し予約しても、天候の具合で花の開花が早やまったり遅まったりで、期待通りにいかないことが多い。今回、日光方面に2泊3日の温泉と花見旅行に出かけたが、1つは花の時期に遅く期待外れで、1つは花時の訪問となった。
期待外れの方は、福島県南会津郡南郷の高清水自然公園のヒメサユリの群生地の訪問である。ヒメサユリは淡いピンク色の花と優しい香りが特徴の可憐な姿花で、山形、福島新潟などの産地や草原に分布している。中でも、南福島の高清水自然公園ひめさゆり群生地は、標高850メートルの山の上にあり、100万本の「ヒメサユリ」が自生しており、その規模は日本一と言われている。そこに6月26日にホテルから車で2時間近くかけて行った。開花の時期は過ぎて、いくつかの花が咲いているだけであった。それでもそのピンクの可憐な花とさわやかな草原の公園を楽しむことができた。ネットには、その綺麗な写真が掲載されていて、来年のピークの時期にもう一度行きたくなった。(以下ひめさゆり群生地のサイト)
https://aizu-rentacar.com/special/357.html
開花の最盛期と天候(霧と晴)に恵まれたのは、日光霧降高原のニッコウキスゲの群生地である。そこは標高千メートルのところからおよそ千段の階段があり、その片側に黄色のニッコウキスゲ花がぎっしり群生している。訪ねた6月27日は800段より下が見頃、800段より上は5分咲きくらいであったが、力を尽くして700段の階段の登り、霧がかかったり晴れたりの幻想的な中でとニッコウキスゲの群生を見ることができた。ニッコウキスゲの花言葉は「日々あらたに」で、困難な時代に人々に人気の花である(https://flower-plant.com/articles/6771)
日光霧降高原 ニッコウキスゲのサイト http://www.kirifuri-kogen.jp/index.html