クーラ―の中で生活している人にはわからないであろうが、この暑さも午前9時台と午前11時台ではかなり違う。前者は耐えられるけれど、後者は耐え難い。それはこの暑さの中テニスをやってそれを感じた。それはクレーのコートでの体験であるが、全天候のコートでは違うかもしれない。クレーコートの場合、事前に水撒きをすると少し涼しさ感じる。もちろん風があるかどうかでも少し違う。
この暑さの中、わざわざ外でテニスなどするべきではないましてや高齢者は、というのは正論である。でも猛暑の中、テニスの練習をやり終えた達成感は大きく、つい参加してしまう。休憩や水分を十分に取ってはいる。ただ、その後のことも考える必要がある。気力で暑さの中のテニスの練習を乗り切っても、その後疲れが出たり、熱中症気味になったりする。
この暑さの中、「卓球愛好会」の練習に参加することがある。卓球は体育館、つまり室内で日照りはないが、クーラーのない閉め切った室内での練習の為、汗のかき方はテニス以上である。最近はさすがに窓を開け、外の空気や風を入れて練習する場合もあるが。
家でクーラーのない部屋で過ごすのは、扇風機の風を直接当てて、32度くらいまでは耐えられるが、それ以上だと耐えがたく、涼しい部屋に退避してしまう。このような体感する暑さに個人差はあるのであろうか。私たちの世代は幼い頃、クーラーなどなく、暑い中で生活し、遊んできたので、暑さには「鈍感」なのかもしれない。