私の最近のブログを読んでくれた知人より、「千葉を楽しんでいますね」とか「(千葉のよさは)程よく田舎でほどよく都会なところなのだと共感しています」というメールをいただいた。感謝したい。ただ、私は千葉を絶賛しているわけではない。千葉県は保守が強い地盤(風土)だし、昔確か愛知県と共に「管理教育」で有名だったし、文化的に洗練されていない。素朴でいい面はあるが、それに安住していては時代に取り残されるだけである。
今日(15日)のNHKの早朝の番組で、房総半島の外房をタクシーで回るという番組をやっていた。そのコンセプトは朴訥さ素朴さであったが、そんなにいい景色のところもなく、何か物足りなかった。
昨日、佐倉にある国立歴史民俗博物館の傍にある植物苑(https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/plant/index.html)で、菊の展覧会があるというので見に行ったが、江戸時代の菊の多く展示され、園内は昔からの素朴草花や木々が植わっていたが、これは私の幼い頃に周囲で見た光景と変わらず、懐かしいというよりは、貧しく暗かった昔を思い出しただけであった(これは私の感想で、昔を懐かしむ人や草木の歴史を学ぶ人も多いであろう)。気を取り直し(?)人工的な「検見川浜」の夕日を見に行った。