人から恩を受けたら、その人に恩を返せればいいけれど(返礼)、何かの事情(力の差、遠くにいる、故人等)でそれがかなわない時、それを別の人や次の世代の人に返すPay it forward(恩送り)ということばがあることを、知った。
ヤクザは恩を直接当人に返すのが仁義であろうし、ボランティアは別の人に返しているのかもしれない。それは、日本的なことなのか、西洋的なことなのか、世界共通なのかわからない。ネットで少し調べてみる(以下、ネットより転載)
ペイイットフォワード(ペイフォワード、pay it forward、pay forward)
ある人物から受けた親切を、また別の人物への新しい親切でつないでいくことを意味する英語。または、多数の人物が親切の輪を広げていくための運動のこと。アメリカ合衆国などで突発的に一つの場所で行われることが稀にある。ちなみに同一人物にお返しすることはペイバック(pay it back,pay back)というが、これでは2人の間で親切が途切れてしまう上、悪い意味でのお返し(復讐)の意図も含んでしまうことがある。(Weblio)
恩送り
恩送り(おんおくり)とは、誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送ること。「恩」とは、めぐみ、いつくしみのことである。誰かから受けた恩を、自分は別の人に送る。そしてその送られた人がさらに別の人に渡す。そうして「恩」が世の中をぐるぐる回ってゆくということ。江戸時代では恩送りは普通にあったと井上ひさしは述べている。(wikipedia)