今年の後期に非常勤で教えている植草学園大学の授業(「学校教育制度概論」)では、高野良子・武内清編『教育の基礎と展開』(学文社、2016)を使い、受講の学生に1章ずつ、発表をさせている。
昨日(22日)は、私の書いた「学校教育の組織と文化」の章(7章)がテキストで、担当の二人の学生は、なかなかいいレジメを作成して、発表してくれた。
私の書いた内容が的確に要約されている。ただ、その先の発表者のコメント、それに基づく討論というところまでいかないのが残念なところだ。なぜ、テキストの要約だけで終わってしまって、その先の批判的検討、討論へとつながっていかないのであろうか。不思議だ。