教育社会学のことをChatGPTに質問してみた

今「チャットGPT」のことが話題になっている。私も登録して、教育社会学のことを質問をしてみた。その質問と回答は下記。回答が早いのと、内容がかなり的確なのに驚いた。このChatGPTの回答をどう評価するか。詳細な検討はこれから。回答は質問の質に規定されるということも聞いたことがある。その意味では質問者が試されているともいえる。またさまざまな問題点も指摘されている。

質問1―「教育社会学はどのような学問ですか」

ChatGPT 回答―教育社会学は、教育を社会的な現象として研究する学問分野です。具体的には、教育制度、教育政策、教育経済、教育格差、教育の社会的機能や役割などを分析し、社会的な文脈における教育の意義や影響を探求します。/また、教育社会学は、個人の社会的背景や出自、家庭環境、文化的背景などが教育に与える影響にも焦点を当て、教育における不平等や差別なども研究の対象としています。/教育社会学は、教育を通じて社会がどのように機能しているかを理解し、社会的変化を促進するための政策や実践について提言することを目的としています。

質問2―「教育社会学は教育学と社会学のどちらに近いですか」

ChatGPT 回答―教育社会学は、その名前からもわかるように、教育と社会の関係を研究する学問分野であり、教育学と社会学の両方の側面を含んでいます。しかし、一般的には、教育社会学は社会学により近いと考えられます。/これは、教育社会学が、教育を社会的な現象として捉え、社会的な文脈や要因を考慮しながら教育を研究することに焦点を置いているからです。教育社会学では、教育制度や教育政策、教育の社会的機能や役割などが社会的文脈で考察され、社会学的な理論や枠組みが活用されることが多いため、社会学により近いと考えられます。/ただし、教育社会学は教育学とも密接に関係しており、教育学の理論や知見をもとに研究が進められることもあります。したがって、教育社会学は教育学と社会学の両方から影響を受けているといえます。

質問3-「教育社会学は教員になるのに役立ちますか」

ChatGPT 回答―教育社会学は、教員になるための専門知識や教育現場での実践力を向上させるために役立つことがあります。具体的には、以下のような点が挙げられます。/まず、教育社会学は、教育制度や教育政策について深く理解することができます。教員は、教育現場で生徒に適切な教育を提供するだけでなく、教育制度や政策にも精通している必要があります。教育社会学を学ぶことで、教育制度や政策についての専門的な知識を身につけることができます。/また、教育社会学は、教育における不平等や差別についての理解を深めることができます。教員は、様々な出自や背景を持つ生徒たちに対して、公平かつ適切な指導を行う必要があります。教育社会学を学ぶことで、生徒たちの多様な背景や文化を理解し、それに適した教育を提供することができます。/さらに、教育社会学は、教育現場での問題解決力を向上させることができます。教員は、日々様々な問題に直面しますが、教育社会学を学ぶことで、社会的な背景や制度的な要因などを考慮した解決策を見出すことができます。/以上のように、教育社会学は、教員にとって非常に有用な学問分野であり、教育現場での専門的な力を高めることができます。

質問4 「教員採用試験の内容は、教育社会学の分野からも出題されますか」

ChatGPT 回答―教員採用試験において、教育社会学の分野からの出題は一定の割合で行われることがあります。教員採用試験では、教員として必要な知識や能力が問われますが、その中には教育社会学の分野からの出題も含まれます。/具体的には、教育制度や教育政策、教育現場における問題点や課題、教育における不平等や多様性に関する知識などが出題されることがあります。また、教育現場での倫理や法律に関する問題についても、教育社会学の分野からの知識が必要とされることがあります。/ただし、教員採用試験の出題範囲は教科ごとに異なるため、具体的な出題内容は教科によって異なります。また、地域や試験会場によっても異なる場合がありますので、試験要項をよく確認して対策を立てることが重要です。

質問5 -教職のやりがいについて教えて下さい。

ChatGPT 回答ー 教育職には、以下のようなやりがいがあります。/子どもたちとの交流や成長を見ることができる-教育職に携わると、子どもたちと毎日接することができます。子どもたちの成長を見ることができるのは、非常にやりがいがあります。教師は、子どもたちが自己肯定感を持ち、自分の能力を発揮できるように、指導やサポートを行うことが求められます。/社会貢献ができる-教育職に携わることで、社会貢献を行うことができます。教師は、子どもたちに知識やスキルを教えるだけでなく、社会人としてのマナーや倫理観、コミュニケーション能力などを教育することで、社会に貢献しています。/自己成長ができる-教育職には、常に自己研鑽や教育方法の改善が求められます。自分自身の学びとともに、子どもたちと一緒に成長することができます。また、教育に関する知識やスキルを磨くことで、教育界でのキャリアアップや専門家としての評価を得ることができます。/生涯にわたって影響を与えることができる-教育職に携わることで、生徒たちの人生に影響を与えることができます。教師が伝えた知識や価値観は、生徒たちが将来に向けて大切に思うものになることもあります。教師として、生涯にわたって生徒たちの人生に貢献することができるというやりがいがあります。/以上のように、教育職には、子どもたちとの交流や成長を見ることができるやりがいや、社会貢献ができるやりがい、自己成長ができるやりがい、生涯にわたって影響を与えることができるやりがいがあります。

追記 CHatGPTに関しては、さまざまな問題点や批判も出されている。ウイキペディアにもその一部が紹介されている。https://ja.wikipedia.org/wiki/ChatGPT

アグロステンマが庭で咲く

今は初夏の花の季節。春先に苗で買ったものが、今の時期開花する。家の庭では、少し前に矢車草やスイトピーが開花して楽しませてくれた(9464)。今日やっとアグロステンマが開花した。あまり見ない花だが、以前に稲毛海浜公園の花の美術館の中庭に咲いていて、なかなか可憐な花と気に入り、3月に苗を購入し、庭に植えたが、なかなか咲かず、どうなっているのかと思ったが、やっと今日少し咲き始めた。(以下ネットよる花の説明)

アグロステンマの基本情報、学名:Agrostemma、和名:ムギセンノウ(麦仙翁) /地中海沿岸から西アジアに、3種が分布している一年草です。ヨーロッパでは麦畑の雑草として知られるほど丈夫な性質なので、原産地以外にも分布を広げています。園芸的に育てられているのは、アグロステンマ・ギタゴ(Agrostemma githago)で、秋まきすると、翌春には1mほどに伸びた茎先に、ピンクの花を咲かせます。水はけがよいことと、日当たりがよいことが、上手に育てるポイントです。

苅谷剛彦氏の紫綬褒章受章を喜ぶ

教育社会学は、教育学と社会学の中間に位置する新興の学問分野で、伝統のある教育学からも社会学からも低く位置づけられ、教育社会学専攻の学生や研究者は肩身の狭い思いをしてきた。それは現在も続いている。大学で「教育社会学」の科目が開設されているところはそれほど多くない。現在教員免許の科目に「教育社会学」は存在しない。関連したものとして「教育に関する社会的、制度的又は経営的事項」の対応授業科目の10のうちの1つに例示されているに過ぎない。

そのような中で、教育社会学の研究者の一人である苅谷剛彦氏(オックスフォード大学教授)が、この度紫綬褒章を受賞したことは、本人だけでなく教育社会学という分野にとってもとても喜ばしいことだと思う。心よりお祝い申し上げる(下記に、それを報じる新聞記事を一部転載)

<様々な分野で功績のあった人をたたえる2023年春の褒章の受章者が決まった。/ 学術研究や芸術文化への功労者が対象の紫綬褒章は21人/■紫綬褒章受章者 教育通して日本を理解 教育社会学者・苅谷剛彦さん(67)/ 実証的な教育社会学の議論を長年主導してきた。「メジャーでない研究分野での受章」を喜ぶ。1990年代後半から2000年代にかけての「学力低下」や「ゆとり教育」をめぐる論戦は記憶に新しい。教育改革が学力や意欲の格差をかえって広げ、不平等を拡大させる問題を指摘した。高校の頃に社会学の本に触れ、研究者にひかれた。教育社会学を学び、米国で博士号を取得。米国では実証データに基づく研究が教育政策を左右していた。「論理的に考えて表現する。日本研究を英語で論文にする。自分の研究が海外でどういう意味を持つのかといまだに考え続けている」 東京大学教授から英オックスフォード大学教授に転じて間もなく15年になる。「明治以降の日本は教育を通じて近代化を進めた。教育こそ日本社会を深く理解する不可欠のレンズ」だと語る。「AI(人工知能)が普及すれば教育も大きく変わる。変化を定点観測する仕組みづくりが急務」と今後を見据える。>(朝日新聞 4月28日朝刊)

千葉市動物公園にツツジを見に行く

今年は例年より少し早く、ツツジの季節が訪れている。うちの庭のヤマツツジは2週間前に咲きもう終わっているが、近所の家のツツジが今満開。近所の新しい家は、垣根をつくらず、庭がオープンになっているので、花や植木を散歩しながらみることができる。

今日(4月23日)は、天気もよく、どこかにツツジを見に行きたいと思ったが、午前中に2時間ほど卓球をしてしまったので時間がなくなり、近場で我慢することにした。向かったのは、自転車で15分のところにある千葉市動物公園。動物が目当てではなく、公園内に咲いているツツジが目当てで出かけた。動物公園内や駐車場には、いろいろな色のツツジがかなり、満開で咲いていた。ついでに、ライオンやハイエナ、シマウマ、孔雀、ダチョウなどの動物も見た。

千葉市動物公園は、入園料(大人700円、中学生以下無料)や駐車料金(700円)がかかるので、そう気軽に行けないが、千葉市在住の高齢者(65歳以上)は入場無料であるし、緑や花が多く、自転車で行き、公園内を散歩するには、いい場所だと思った。