政治家と学歴

新しい岸田内閣のプロフィ―ルが新聞に載っている。親が政治家だった二世や三世議員が多いという家系や育ちのことが指摘されているが、学歴に関してはどうであろうか。

岸田首相は早稲田大学出身ということだが、早大卒が他に3名いて、合計4名。慶応卒は4名、東大卒4名(院1名含む)、上智卒は2名(野田、西銘)、米ハーバード大学(院)卒2名、その他1名いる大学は、東工大(院)、ICU(院),学習院(院)、明治、関学大である。今回も地方の国立大学出身者は皆無で、東京以外の私立大学は関学大1校のみ。 国立私立とも東京の大学出身者が多い、政治の世界で、出身の大学の何かが影響するのかどうか不明であるが。

文系、理系の壁

朝日新聞EduAというサイトに、上智大学大学院教育学研究科出身の山形大学の河野銀子さん(教授)が、「文系、理系の壁」というテーマでのインタビューに答えている記事が掲載されている。理系の進路を選ぶ女子が少ないことは、日本の将来を危なくする。重要なテーマである。

https://www.asahi.com/edua/article/14449451

茨城県のコスモス畑、温泉に行く

首都圏からどこか比較的近場の観光や旅行に行くとしたら、静岡県、山梨県、群馬県、栃木県、長野県あたりになるのではないかと思う。しかしそこに行く高速道路は特に週末は混むと思う。その点、茨城県に行く人は少ないのではないか。茨城県の観光地と言えば水戸の偕楽園くらいしか思い浮かばない。

そこで今日(10月3日)は天気もいいので、空いているであろう茨城県に行くことにした。茨城県の潮来の畑のコスモス畑が綺麗というネットの情報を見て、車で北千葉より高速の関東自動車道に乗り潮来を目指した。

高速道路は空いていて1時間弱で、目指すコスモス畑に着いた。駐車場もなく、観光客はちらほら20名程度。広大な畑一面にコスモスの花が咲いていて壮観であった。しかし、2日前の台風の影響で花がかなり散っていて、少し残念。

そこから車で10分ほど北上すると広大な霞ケ浦で、その一角の天王崎公園では水上バイクに乗る人が集っていて、気持ちよさそうに霞ケ浦の湖(浦)面を疾走していた。私たちはそれを、近くのコテラス「あそう温泉(白帆の湯)」(https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000187299/)に浸かりながら眺めた。遠くにゆったりした筑波山も見えた。なかなかいい温泉で(入浴料はランチ付き1,000円)、入館者は少なかった(地元のひとが少しいる程度)。素朴で、人が少ない、茨城県のコスモス畑、霞ケ浦と温泉を楽しんだ。他にも茨城県はいいところがたくさんありそう。

検見川浜の日の入り

10月の最初の週末、朝のテレビを見ていたら、東京から観光地に向かう高速道路(中央道、関越、東名等)が朝早くから混雑している様子が放映されていた。首都圏では緊急事態宣言も解除になり、これまで抑えていた旅行熱が沸騰し始めたのであろう。私はいつものように近場の検見川浜に夕日を見に出かけた。夕日は雲がありくっきりは見えなかったが、心地よい海の風が吹き、ウインドサーフィンも快適に走っていた。人出はいつもと同じ。テレビの撮影もやっていた。

「引きこもり」の人の気持ちがよくわかる

今日から10月、秋たけなわである。2度のワクチン接種は終わり、首都圏で緊急事態宣言が解除されたといっても、新型コロナ感染の危険が去ったわけではない。私たちに定着した自粛の意識や慣行はなかなか消えず、研究会を開いたり、人に会ったり、外食したり、人と飲んだり、旅行したりする気にはなかなかなれない。

昨年の秋は何をしていたのであろうか。このブログに記録が残っているので、昨年の10月以降秋3か月に出かけたところをみてみた。近場の稲毛海浜公園・検見川浜(10月4日、25日、11月2日、14日)、日光(10月21日)、ひたち海浜公園(10月27日)、佐倉歴史民俗博物館植物園(11月14日)、河口湖(11月20日)、御宿海岸(11月29日)、養老渓谷(12月5日)、内房総(12月13日)。このように行ったのは人の少ない千葉県内が多く、県外に出たのは2度だけ、それも全部日帰りである(移動手段は車)。旅行をせず、近場に出かけ、自粛していたことがわかる。電車やバスにもほとんど乗っていないし、この1年半は人の多い東京に一度も行っていない。授業は1コマだけ、敬愛大学で担当しているが、オンデマンドで開講しているので、学生と直接会うこともなかった。

 県内や自宅に籠り、家族以外の人と会う機会がほとんどない生活を送る(テニスや卓球を仲間とすることは週に何度かあるが、テニスや卓球が終わると話もせずに帰る)と、緊張して人に会ったり一緒に飲んだりする気がなくなり、「引きこもり」の人の気持ちがよくわかるようになる。これって少し危ないかもしれない。