6月も下旬になり、夏の暑さを感じる日々である。今日(6月21日)の午後、梅雨の晴れ間も見えたので、検見川浜の海岸を少し歩いてみると、風はなく海は穏やかで、ウインドサーフィンは波間に浮かぶだけ。日光浴をする人もちらほら見られた。夏の日差しが暑く、もう昼間には海岸散歩はできないなと感じた。海岸散歩はこれから朝か夕方に限られる。
日: 2021年6月21日
ペットの値段、価値
最近ペットショップに寄って犬や猫を見ると、値段がとてつもなく上がっていて驚く。もう15年くらい前になるが、うちでキャバリヤ犬をペットショップで購入した時、値段は数万円だったと思う。最近同じペットショップでキャバリヤ犬が売られていて値段を見たら50万近くし、ワクチンなど諸費用を入れると60万円になっていた。他の犬種や猫も同じように高値になっている。
ペットの値段が高いというのは、必ずしも悪いことではない。ペットは玩具やぬいぐるみとは違い生き物であり、そう安易に飼うことはしない方がいい。人の子どもほどではないにしても、世話が毎日大変で、手はかかる。犬の場合、毎日何回かの外の散歩は必須である。時々毛のカットやシャンプーも必要だし、夏の蚊対策も必要だし、避妊手術も必要の場合がある。病気にもよく罹るので、病院通いが必要になる。ペットの病院代は高額である。ペットの一生を考えると買ったペットの生体の値段より病院代の方が高額になる。知り合いで、野良犬を飼い、一回の手術・入院に200万円はかかったという人もいる。
このようにペットを飼うということはお金がかかり、ペット買うことができるのはお金持ちだけで、ペットを飼うことはステータスシンボル(高い地位表示)になっている。ただ、そのようなことだけでなく、実際ペットのお陰で、飼っている家では大人も子どもも心理的な安定を得て、毎日の生活が豊かになる。ただ、ペットの老後の介護も大変である。ペットも歳をとり足腰も弱り、目も擦れてきた犬が、懸命に散歩している姿を見ると、人も頑張らなくてはと励まされることはある。その意味では、ペットにはお金には代えられない価値がある。でも人とペットの老老介護はできない。