放送大学東京文京学習センターの客員をしていた時、月に2回自主ゼミを開講していた。それに参加していた人を中心に「SEガーデン」という教育について議論するサークルを作って勉強会を開いている。私も時々参加させてもらっているが、最近は新型コロナの自粛で会合が開けていないようだ。それでオンラインによる会合を(1月4日)に開くというので、誘いを受けた。参加して、次のような話をする予定。
皆さんお久しぶりです。私が放送大学の客員を辞めたのは6年前ですが、その後も「SEガーデン」の集まりに時々、出させていただきました。私自身の生活は、昔とあまり変わりがなく、現在は敬愛大学の客員で、1コマだけ遠隔で授業を担当し、後は読書、たまに短い原稿書き、テニス、卓球、海岸散歩、テレビ視聴などをして過ごしています。新型コロナ禍で生活は大きく変わったということはありません。齢とってくると、人にもあまり会わずに、好きなことをして暮らしているせいかもしれません。
遠隔授業をやってみて感じたことがいくつかあります。1つは、学生は教室での授業よりよく勉強していて、やり方によっては教室での授業より効果が上がるようにも思います。第2に、大学って、何が大事なのか考えさせられたたということです。教室での授業がなくなり、学生は友人関係や部活動が出来なくなりましたが、それらは大学の副次的な機能で、大学の本来の機能ではなかったのではないのかとも思います。第3に、遠隔教育でも、教員と学生との双方向のコミ二ケーションが特に大切だと思います。放送大学は遠隔教育のプロなのですから、もっとやり方を工夫できるのではないかと感じます。
新型コロナ禍で、教育の世界は、大きな転換期に差しかかっているように思います。これまで学校や大学で出来たことが出来なくなっていますが、見方を変えれば、今はかえって従来の教育のあり方を見直すいい機会ではないかと感じています。産業革命以後、社会のいろいろな仕組みが変わったように、新型コロナ後は社会の仕組みや教育の仕組みも大きく変わるのは、必然ではないかと思います
最近韓国ドラマにハマリ、ネットフリクスでよく見てはいます。最初はたまたま『梨泰院(イテウォン)クラス』を見て面白く音楽もよく、その後「ある春の夜に」というヘン・ジミン主演の純愛ものに魅かれ、ソン・イエジン主演の話題の「愛の不時着」や「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」や「私の頭の中の消しゴム」にも感銘を受けました。そして最近では「マイ・ディア・ミスター」というドラマに惹かれました。韓国のドラマを観ていて、家族主義、先輩後輩関係、純愛、競争社会について考えさせられているように思います。これらは皆私のブログの方に書いたことばかりですので、詳しくはそちらをご参照いただければと思います。