スポーツと積極性

 どのようなスポーツも、競争的な要素があるので、個人の積極性が求められるように思う。ただ、積極的な人と消極的な人では、やるスポーツによって向き不向きや、有利不利があるように思う。また子どもの場合、スポーツで性格が変わる場合もあるではないか。

 子どものやるサッカーを見ていて、消極的な性格の子は、自分からボールを取りに行こうとせず、偶然自分のところに来るボールを待つばかりなので、ボールに触る機会が少なく、サッカー向きでないように思う。ただ逆に、消極的な性格の子がサッカーで積極性を身につけ、性格も積極的になるというケースはあると思う。

 最近、テニスと卓球のダブルスの練習試合をしていて、一つ違いがあることに気がついた。テニスのダブルスの試合をしている時、組んだぺアの人との間に球が飛んできてお見合い(譲り合い)になり、相手に得点を献上することがよくある。私の場合特に上手な人と組んだ時は、自分が下手にラケットを出してミスをするよりは、上手なペアの人に打ってもらおうと、つい消極的になってしまう。それに対して、卓球のダブルスの場合は、ペア同士が球を交互に打たなければならないので、自分の打つ番の時はどこに球が飛んで来ようと、責任を持って打たなければならず、必死に打つことになる。その分、積極的になる。

 以上のように、少し積極性に欠ける人間は、テニスより卓球をした方がいいように思う(もちろん、シングルスの試合をやる分にはテニスも卓球も変わらないし、積極性のある人はどちらでも同じであるが)。

季節感

私達の季節感は、暑さ寒さの気候だけでなく、年中行事にも依っている感じがする。今年は新型コロナ禍の為、学校や大学の学期の開始や終了が変則で、季節感に変調をきたしている。

少し前まで夏だと思っていたのに、もう秋分の日も終わり、10月に入っている。秋の花、コスモス等が咲き始めた。それらの草花を見て季節感を取り戻したい。