今日は、7歳と5歳の子(孫)と映画「天気の子」を観に行く予定にしていた。ところが、行く間際になって、子どもたちは、「行かない」と言い出した。仕方がなくひとりで映画を観に行くことにした。とにかく話題の映画は見ておかないと、時代に取り残される。特に若者に人気の映画は見ておかないと、若者の心情がわからなくなると思った
「天気の子」を上映している映画館は、JR千葉駅から徒歩10分のところにあり、客席は120席程度の小さな映画館。入りは、4分の1程度で、小学生も少しいたが、主流は高校生の女子。年寄りは私を除き一人もいなかった。以前にジブリの映画を観た時は、いい年の大人がひとりアニメ映画を見るのが恥ずかしくて親戚の小学生5年生の女の子を誘って行ったが、今回はひとりなので、存在をなるべく消すよう、息をひそめて観た。
映画の感想は、映像がきれいということと、退屈せず見ることができたというのが1番の感想。話は単純なので、4~6歳の子どもでも、楽しめるように思う。ジブリの映画のように、いろいろな解釈を考える必要もないので、子どもでもわかる。今の子どもにとって、ジブリの映画の映像は古く、この新海誠監督の「天気の子」の映像の新しさに惹かれるのではないかと感じた。ただ、幼い子どもと年寄りが共に楽しめる映画って、あり得るのかどうかわからない。(以下、ネットの感想を少し掲載しておく。)
「映像はとても綺麗。とくに雨の描写は素敵だった」「前作に引き続き、素晴らしい映像美とRADWIMPSの曲がマッチして、何度見ても鳥肌が立ちます。ストーリーも「君の名は」に引けを取らない。とにかく見てほしい、そんな最高の映画です」「君の名はほど、難しい内容ではないので、小学生が見ても楽しめます」「ストーリーは 君の名は、のように複雑でなく 単純 だ。彼と 彼女の物語 なのだが、 自分自身の内側の 物語 という風に 私は見た」「見知った景色がたくさん出てきて素敵すぎた。最後も感動した。東京も雨も素敵に描いてくれて、心地よい余韻に浸れる」「内面の心理描写に物足りなさを感じた」「音楽も映像もとても良くて。話の内容も個人的には君の名はより天気の子の方が理解出来ました。」「人を強く想う気持ちってこういうことなのかと思わされた」「世界観や絵とは思えない美しい映像は引き込まれます」「何といっても映像描写がダントツに凄い!特に雨。思春期の純粋さと愚かさ、そして怖さが上手く描かれていました」「面白かったけど、ちょっと粗が多い作品だったなぁという感想です。」
「https://eiga.com/movie/90444/review/nospoiler/2))