テレビで全豪オープンの試合を観戦する

私は、テレビでスポーツを観戦することはあまりないが、今回の全豪オープンのテニスの試合は、LIVEで何回か観た。

テニスの場合、錦織圭や大坂なおみを応援して観ていると、ハラハラドキドキしてしまい、あまり楽しめない。テニスには試合の流れがあり、応援している選手が劣勢になると、選手の表情から余裕や笑顔が消え、見ている方も心が痛む。テニス観戦を楽しむというより、選手の折れかけた心や気落ちを追体験して、自分も苦しくなる。

今回の全豪オープンの二人の試合では、流れが相手側に行ってもう駄目でないかという場面がいくつかあった。そこから立ち直り、逆転する場面が何回もあり、感心すると同時に、二人の精神力のタフさ加減に脱帽した。

今日(26日)の大坂なおみの決勝戦は、大坂のサーブが素晴らしくショットも安定していたので安心して観ていられたが、第2ゲ―ムでチャンピオンシップポイントが3つもあるところから大坂がひっくり返され(第2セット落とし)、大坂の表情も一気に暗くなり動揺しているのが見て取れ、これで流れは一気に変わるな、今回勝ちは無理だなと思った。それが大坂は第3セットでは無表情ながら(いいサーブとショットを連発し)徐々に立ち直り、優勝をものにしたのは、精神的にもすごいなと感心させられた。逆境から立ち直る精神力のタフさには学ぶものが多々あるなと思った。

テレビでLIVEの試合を観るのと、後でテレビのニュースで見るのでは大分違うなということも感じた。LIVEでは、ハラハラドキドキの連続だが、それがニュースの報道では、結果から場面を選択するのか、臨場感のある場面は省略され、結果に結びつく場面だけが放映される。実際の試合はニュース報道とはかなり違うということを感じた(ただ、決勝戦は、第2セットを大坂が落とし気落ちしたところからの立ち直りについて、ニュースでも大きく取り上げられ、違和感はなかったが)。スポーツはLIVEで見ないとわからないところがあるということを知った。

教育課程論まとめ リアクション

昨日(125日)の敬愛大学の授業は、予定どおり行ったが、インフルエンザが猛威をふるっている(敬愛大学でも100名が罹っているという話を聞いた)ということだが、欠席は長期の欠席者の1名だけで、全員に近い出席であった。マスクをしている人も4分の1程度。

「体調の悪い人は遠慮せず途中退席してほしい」と言ったが、途中出て行った人は2名だけ(それもそれほど体調の悪そうでない人)。若者にとって、インフルエンザごときは軽い風邪のようなものなのか?。年少者や高齢者にとっては、命にかかわるものであるのだが。その日のリアクション掲載しておく。(上記、IMG,拡大してご覧ください。学生の授業やブログへの感想も書かれている)