吉田拓郎の歌に「祭りのあと」がある。
https://www.youtube.com/watch?v=n8OUm1rtS8A
皆で盛り上がり成功したイベント(祭り)ほど、それが終わったあとのさびしさはひとしおである。
人生とは、そのようなものかもしれない。
4日間で延べ12万5千人の入場者があったといわれる大きなお祭り・フジロック(www.fujirockfestival.com/news/)から1週間が経過した苗場を訪れる機会があった。
夏休み中の休日だというのに、人は少ない。多くの人が集まったステージのあった広場も、子ども達の遊んだ河原も、たくさんの若者が歩いたボートウォ―クも人はいない。ロープウエイに乗る人も少ない。さびしい光景を目にした。
これが、今の地方そのものなのであろう。バブル景気のはじけた後の観光地の姿といってもいい。ひと時のお祭りには人が集うが、サーと退いていく。
ただ、人のいない苗場もいいものである。
自然は豊かで、緑もいっぱいである。ハイキングできるところや温泉が近くにたくさんある。
祭りのあとのさびしさを味わうのも、なかなか乙なものである。吉田拓郎の歌を聴きながら。
湯沢まで降りていくと美味しいお蕎麦屋もある。(中野屋・塩沢店 https://tabelog.com/niigata/A1504/A150402/15000073/)