今日(2月22日)は、猫の日だという。
以前(16年9月20日)に藤原新也が土地の猫度について言っているのを紹介したことがある。
<野良猫が自由に行き来している土地は、「猫度」が高く、住みやすい。猫という動物が勝手に生きている土地や空間というものには“隙間がある”。猫度の高い土地は、人々は大らかで、ゆるい人が多く、住みやすい。「猫度」の低い土地は、「猫の糞ごときに目くじらを立てるような狭い了見は持っている人」が多く住みにくく。住む土地を探す時、「猫度」は重要な指標になる。>
私のところは相変わらず、飼い犬と仲のよい猫が庭に遊びに来て、犬と遊んだり、昼寝をしたり、餌を食べたりしている。皆飼い猫ではなく地域猫だが、ほとんどが近所の人が協力して避妊手術をしている(片耳の先端をカットしている。下記写真)。私はもともと猫が苦手だったが、最近は黒い猫がブラッシングさせてくれるし、猫との距離がちじまっている。
仙台にいる水沼さんより、下記のメールをいただいた。
<我が家に通ってくる猫は4匹ほどいますが、全部耳にV字型の切り込みがありません。これは避妊や去勢の手術をしていないことを意味します。(V字型の切り込みは全国共通だと思います。)近所に空き家が多く、縁の下などをねぐらにしているようです。>
新聞には、次のような記事があった。気を付けたい。
<2月22日の「猫の日」にちなんで、猫が原因で起きた車のトラブルが1カ月間で19件あったとJAFが発表した。エンジンルームに入り込むケースが多いという。JAFは乗車の前にボンネットをやさしくたたく「猫バンバン」をすすめている。車体のすき間から入った猫に気づかずエンジンをかけると、猫がエンジンベルトに巻き込まれる恐れもある。冬の寒さをしのぐだけでなく、猫は狭い場所も好む>(朝日新聞デジタルより)