1年に一度は行きたくなるところがある。それは、千葉の内房。
この前行ったのは、2016年11月20日、その前は2015年12月28日、その前は2014年11月23日と、1年に1度の割合で行っている(皆このブログに記録と写真がある)。
晩秋や冬に行くのは、空気が澄んで、海や空や富士山がよく見えるから。
今日(1月13日)は天気がよかったので、車で内房へ。高速の館山道が通っているので千葉からは外房に行くより短時間で行ける。
「天羽」という富津の少し先にある高台の別荘地からの眺めがなかなかよい。対岸に湘南、三浦半島が見え、富士山は少し霞んでいたが雄大な姿を見せてくれた。
漁業組合の経営するレストランで昼食を食べ、小学校跡を使っているという鋸南町の道の駅を散策し、水仙を買い、保田の海を見た後引き返したが、ちょうど夕日の沈む時で、日の入りと富士山のシルエットがくっきり見えた。
この景色も、たまに見るからいいので、毎日見ていたら飽きるかもしれないと思いつつ楽しんだ。
日: 2018年1月13日
外食&回転寿司について
外食をするかどうか、また外食にどの程度のお金を払うかは、個人や家族の経済的理由と考え方によって違ってくるように思う。
私の育った家族では貧しさから、外食というのはほとんどしなかった。唯一、大みそかにおそば(それもタヌキそば)の出前を頼むという習慣があり、それがとても楽しみだった覚えがある。
今はどこの家庭も外食をするのが普通になり、外食が贅沢という感覚は薄れているのではないか。アジア諸国では、外食の屋台もたくさんあり、日本より外食する回数は多く、安い。そして、今は日本でも家で料理を作り食べる方が、外食より手間やお金がかかり、贅沢になっているように思う(外食は味が濃く塩分が多く健康によくない場合が多い)。お金持ちが家庭料理を食べ、貧乏人が外食をするという逆転現象が起きている(外食でもお金をかければ、高級な食材で健康にもよい美味しいものが食べられるのかもしれないが)
都心では土地代が高く、外食のチェエーン店は少ないが、郊外では土地代が安い為それらが多い。寿司のチエーン店で言えば、回転寿司も多い。「回転寿司は、寿司ではない」という通の人もいるが、回転寿司の味も進化していて、意外と(?)美味しい。
「回転寿司」事情に関して、I氏より興味深い考察を送ってもらった(大資本が経営している、また地域差があるという、一部転載)
<回転寿司は通常の飲食業と異なり投資ビジネスと呼ばれ、大資本が大きな投資をして成功することが多く、小規模店舗は生き残りが困難とされている。その為、チェーン店や資本力のある店舗が勝ち残り、市場は資本力のある企業に淘汰されてきている。
日本国内では、業界首位の「スシロー」(あきんどスシロー)、2位の「無添くら寿司」(くらコーポレーション)、「かっぱ寿司」(カッパ・クリエイト)「はま寿司」(ゼンショーグループ)の100円均一店大手4チェーンが、全国にそれぞれ300店舗以上を展開している。 他の回転寿司チェーンは、一皿数百円の価格設定を中心に展開するチェーンや、これと100円均一店とを平行して展開するチェーンなど、多数の企業がしのぎを削っている。これらの店舗展開は主に本社所在地や出身地の周辺地域に偏在しており、「がってん寿司」は半数近くが埼玉県、「銚子丸」や「海鮮三崎港」は全店が関東地方に所在しているほか、「元気寿司」は関東地方、「アトム」は中部地方、「平禄寿司」は宮城県にそれぞれ過半数の店舗が集中しているなど、地域によって店舗数の上位チェーンは大きく異なる。はま寿司は3分の1の店舗が関東地方に偏っている。回転寿司発祥の「元禄寿司」は大阪府と兵庫県に合わせて10店舗を直営している。(※本段落の店舗数などは全て2016年5月1日現在)*
*(店名 本社 国内店舗数)
はま寿司 東京都 436/スシロー 大阪府 427/無添くら寿司 大阪府 372/かっぱ寿司 神奈川県 338/がってん寿司、函太郎、ダイマル水産 埼玉県 112/銚子丸 千葉県 90/元気寿司、魚べい、すしおんど 栃木県 73/にぎりの徳兵衛、海鮮アトム 愛知県 64/海鮮三崎港 東京都 62平禄寿司 宮城県 60
最近の多くの回転寿司がそうですが、寿司屋だか、居酒屋だか、ファミレスだか、よく分からない品揃えになっていますね。>