吉田拓郎は同世代ということで、その曲を昔からよく聴いていた。娘たちからは「よくそんな古い歌を聴いているね」と軽蔑されながら。
今日はNHKの番組で、最近やった首都圏のツアーの様子が流れるというので、早速録画の予約をした。
先ほどその予告のインタビュー番組があり、その中でリハーサルの様子が流れていた。それを聴くと昔と何か違う。吉田拓郎が旬な時の放埓さや野放図さが消えていると感じた。拓郎も70 歳になったというから、それは当たり前なのだが、少しさびしい。(ただライブの様子を見ると、昔と変わらないのかもしれないが。)
歳を取り、昔の旬な時のものを再現するのが難しい。それは音楽に限らないであろう。同世代の人間として、他人事でなく、いろいろ身につまされる。
(藤原新也は同世代ながら、元気、意気軒昂である。新しい小説まで書き、歌をうたい、世の動向に歯に衣を着せぬ発言をしている)img_20161223_0004