学校と家庭と地域の連携が言われて久しい。
学校週5日日制になった時は、各地域でいろいろ連携の地域行事が企画されたが、その後その熱意が冷め、各学校や家庭に任せ、地域は何もしないというところも多くなったのではないか。
私の住んでいる千葉市の稲毛区宮野木地区も段々老人世帯が多くなってきている。それでも子の世代が同居したり、近くに住むようになり、子どもも増え、老人達も孫世代の世話を地域ぐるみでしようという気持ちの人が増え、そのような地域行事が開催されている。
昨日(25日)、知り合いの高野だいわさんが会長をしている「青少年育成委員会」が中心になり、「第2回緑ンピックー文化と遊びとスポーツの祭典」という行事が、近くの小学校で開催されていた。中学や高校の吹奏楽の演奏もあったが、主は高齢者が孫たちに昔の遊びを教えるというものが主で、小学生や幼児がたくさん参加し、楽しんでいた。
卓球で一緒になるSさん(80歳を超えている)も、子どもに将棋を教え、声をかけてもこちらに気が付かない熱心さであった。
各地でこのような行事が開かれるのはいいことだと思った。子どもたちの為だけでなく、お祭りと同様、準備する大人たちが楽しそうで、いつもより地域の雰囲気が和んでいたように思う。