学校社会学研究会プログラム(再掲)

第34回 学校社会学研究会が、今日から、関西大学のセミナーハウスで開催される。これから支度して、新幹線に乗り、彦根に向かう。当日参加も可能。暇な人はどうぞ。参加費500円。

会場:関西大学セミナーハウス「彦根荘」

http://www.kansai-u.ac.jp/Jigyo/seminar/hikone/hikone_gai.html

(JR琵琶湖線彦根駅からバス約15分)

8/27(土)12:30~ 受付

13:00~13:30  開会のあいさつ 自己紹介

13:30~14:20  「チーム学校を自然に実現できるようにするための教師教育の方法の考察 ~養護教諭を教師教育導入期にゲストスピーカーで招く試みを検証しながら~」 坪井龍太(東洋英和女学院大学)

14:30~15:20  「「移民第二世代」とオルタナティブな学校文化」

ケイン樹里安(大阪市立大学大学院)

15:30~16:20  「治療共同体運動の展開と現状 ―生徒指導実践への応用から考える」  古賀正義(中央大学)

16:30~17:20  「部活物語における成長の「語り」:文化部の場合」

白石義郎(久留米大学)

18:00~20:00  懇親会

8/28(日)

9:00~9:50 「教職員、児童・生徒の教育活動を支える学校・校舎 -校舎改修、空間改変にみる現場のニーズ-」  藤原直子(九州大学)

10:00~10:30  「『共創社会の教師と教育実践』―「教師と教育実践」論への教育社会学的視座―」   名越清家(福井工業大学)

10:40~11:40 「教育における対話とフィードバック」

児玉英明(京都三大学教養教育研究・推進機構)、鷲北貴史(高崎経済大学)

11:40~11:50 総会 閉会のあいさつ

世話役  山本 雄二(関西大学)  冨江 英俊(関西学院大学)

問い合わせ先 冨江英俊 tomie@kwansei.ac.jp

「東大教社会だより]

東大の教育社会学研究室/比較教育社会学研究室の同窓会報「東大教社k会だより」を読むと、卒業生も在校生も、東大というよりは「教育社会学」という分野(学問)を学んだことを誇りに感じていることが伝わってくる。
それは学部3年次の「教育社会学調査演習」で苦労したことにもよるが、指導の教員や院生の指導を受けながら、教育社会学の理論と実証の方法を身をもって学んだこと、それが自分の思想や方法や職業選択の要になっているという自覚であろう。
若い時に偶然選択した専攻が、その人の思考の枠組みを決定してしまうというのは少し恐ろしい気がする。
でも、教育社会学には、教育や社会学の理論と実証だけでなく、歴史的観点、社会心理的観点、文学的観点も入り柔軟で、イデオロギーや立場にとらわれず、自由な思考をモット―としているので、多くの人に学んでほしいと思う.

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今日の御宿

今日(8月25日)は、台風と台風に挟まれたひさしぶりの晴れ間。

学生達と御宿へ。他大学(東洋大学)の学生にも出会う。

学生達は歌の練習とバーベキュー。学生達の青春の1ページを応援する。

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教育社会学者の活躍

https://www.takeuchikiyoshi.com/wp-admin/options-general.php[かなり以前から、教育社会学専攻の研究者が、教育関係の学会や中央教育審議はじめ政府関係の審議会の委員、さらにはマスコミに登場することが多くなっている。

教育社会学は理論的な志向も強いが、同時に実証性を重んじ、現実や現実のデータにもとづく考察を得意とし、立場的には偏らず、客観的、公平にものごとを見ようとするので、重宝がられるのであろう。

8月24日のNHK「クローズアップ現代+」では、奨学金問題がテーマで、教育社会学が専門の小林雅之氏(東京大学大学総合教育センター教授)が登壇して、実証的なデータにもとづ現代の奨学金問題を論じていた。(下記はHKのテレビ画面を撮影)、。確か8月13日の日経新聞でも小林氏が、現代の奨学金をめぐる問題を、氏の提言を含めて的確に語っていた。

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私達が自然に目をやるようになるのは年齢のせいかもしれない。若い人は雄大な景色に見入っても、紅葉狩りや新緑の美しさを感じることはない。年齢とともに自然に惹かれ、そこに安らぎを感じる。これは、社会や組織や人間関係からの逃避という意味もあり、少し気を付けなければいけないが、安らぎの後、現実世界に戻っていくのなら問題ないであろう。
空を見上げると、きれいな形をした雲や何かに似た雲を発見して、こんなに身近なところに、面白いものがあったのかと思う。
ネットで「雲」を検索すると、いろいろ出てくる。その一つ(共感したもの)を転載する。

<雲は私たちにとって、最も日常的で身近な自然だと言うことができます。誰でも、空にぽっかり浮かぶわた雲を見たことがあるはずです。でも、それほど身近な雲を「自然」として意識して観察したり、考えてみたことはありますか?ほとんどの人はないと思います。
私が雲の写真を撮影するようになって7年がたちます。実は、最初は教材として生徒たちに見せるために写真を撮っていました。でも、そのうち二度と同じ物に出会うことができないその形の多様さと美しさに完全に心を奪われてしまいました。刻々と変化する雲を見ていると「そこで今、何が起こっているのだろう」と想像力や好奇心をかき立てられると同時に、その多様な姿に魅力と刺激を感じたのです。全天に広がる羊雲の群れ(高積雲)や尾を引いて流れる巻雲、みるみる形が変わっていく夏の積雲など、どれだけ見ていても飽きないばかりか、その雄大さに心を奪われ時間も忘れてしまうほどです。
そんなすばらしい現象が毎日私たちの頭上で現れ、気づかれることなく通り過ぎ、消えていっているのです。もったいないと思いませんか?「今日はいったいどんな姿を見せてくれるのだろう」。そう思って空を見ることで、外に出る楽しみが一つ増えていることに気づくのです。そして今朝も、私は玄関のドアを開け、新しい出会いを期待して空を見上げながら外に向かって歩き出すのです。(村井昭夫 ttp://shizenjin.net/guide/cloud/)

 

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