若い学生との世代差を感じる時もあれば、それほど年齢差を感じない時がある。歳を取ると精神的には若く(幼稚に?)なる部分もあるので、昔より年齢差を感じない場合もある。
最近いくつか、学生の行動で驚かされた事例をあげておく。
① 授業のテキストを買わない、あるいはテキストを共有する学生が少なくない。1年生はさすがにそのような学生は少ないが、2年生以上になると、指定したテキストを購入しないで済まそうとする学生がかなりいる。好きなグループの音楽を聴きに(見に)行くのに1万円近くのチケット代は惜しくないが、2千円弱の本は高いと思う。発表に当たっても、毎回読んでくるように宿題を出しても、テキストは購入しない強者はかなりいる。1回4000円相当払っている1回の授業なのに、2000円弱の本代を惜しむとは、驚き。
② 授業中のスマホいじりを傍に行って注意するとその時はやめるが1分もしないうちに、また見ている。
③ 授業中1分足りとも黙っていられない学生がいる。教室を喫茶店かファレスト勘違いしている。
④ 授業中一人が後ろを向き、一人がスマホを見て、ずーとおしゃべりしている3人の女子学生を注意したところ、怖い顔で睨み返された(他にしゃべっている人、スマホを見ている学生がいるのに、自分達だけが注意されるのは心外という風情。公平感はあるのかもしれない。
⑤ これは、一緒にいて楽しくなる事例だが。
ゼミで予定した外でのレクレーションが雨で中止になり、教室でピザやケーキを食べながらの話題。ひとつは、スマホで顔を入れ替えるアプリ(これは今はやっているらしい)を使い、大うけ(私が入ると50歳以上の歳の差の交換に気色悪さが伴い、これは✖)。もう一つは、黒板に過去の付き合った異性の名前を時期順に書き(名前をきちんと覚えている)、皆も共感しながら、付き合い方の勉強(2〜3日の付き合いがあったり、次がすぐ見つかったり、これまで10名以上も挙げる強者もいて、感心した。二股というのは皆無?)。