同期生と佐倉へ

今日は、大学の学部3〜4年の時の同期生と、佐倉にある「国立歴史民俗博物館」(https://www.rekihaku.ac.jp/)を見学した。
同じように歳をとっている仲間が、東京からわざわざ千葉に来てくれるというのは、嬉しい。「歴民博」は、大久保利通の特別展はじめ興味深い展示が満載であった。
佐倉の帰りには、無理に稲毛海浜公園の菊と海を見てもらった。(今日は私にとっては、ホームグランドで過ごし、楽であった)。
同期生が東京への帰りの道が渋滞に巻き込まれずに帰ってくれればいいのだけれど(房総、イオンモール幕張、ディズニーランドから東京に帰る渋滞にあったかもしれない)。

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筑波大学メンター会

明日(11月6日)、私も参加する会が常陽新聞(2015年1月3日)で紹介されている(以下、一部転載)

<筑波大卒業生や地域の社会人が、進路や就職に悩む中・高・大学生らと交流し、経験や知恵を伝えるイベント「大学生、大学、地域を活性化するには?」が6日午後6時から、つくば市吾妻のBiViつくばの同大サテライトオフィスで開催される。社会人との交流会や大学生や地域をテーマにしたシンポジウムがある。コーディネーターの黄順姫(ファン・スンヒ)教授は「大学の知を地域活性化に生かしたい」と期待を込める。
大学内の閉鎖的な環境だけでなく、グループ外にも開放し、社会的に影響を及ぼす活動として運用したいと考えた。注目したのが、アメリカの大学や企業で活用されているメンター(助言者・mentor)制度だ。知識や経験の豊かな先輩・上司(メンター)が後輩・新入社員(メンティ)の相談にのり、キャリア形成上の課題や悩みについてサポートする仕組みだ。アメリカでは1対1の関係で行うが、黄教授は日本の集団主義的な社会になじむようグループで行う形で導入。卒業生や教員、地域社会のリーダーや海外で活躍する人たちをメンターとして組織し、講演やシンポジウム、プレゼンテーションコンテストなど多彩な形で学生との交流を図り、大学の活性化や縦の繋がりをつくることを目指した。「日本の大学生は同年齢とばかり付き合いがち。卒業生や地域の人と接することで、視野が広がり、社会人になるための心構えを獲得できる」と黄教授。 卒業生メンターの講演では、学生から、ロールモデルとして自分を重ね、将来像を描けるようになったという声が聞かれた。またプレゼンコンテストの時には、社会人メンターから「そんな内容では顧客を説得できない」と学生に厳しい言葉が飛ぶこともあるが、「社会の第一線で働く人の言葉は説得力があり、教員が教える学問に実践力を加えるので、教育がより効果的だ」と黄教授。 さらに活動はメンターにとっても、メンター同士交流の幅が広がり、生きがいの創出につながっていると黄教授は分析する。 「これから地域が高齢化や人口減少などの課題に直面する中、メンター会で人の交流を起こして地域活性化につなげ、グローバルな視点を持つ成熟した多文化共存・共生社会をつくることに貢献したい」と黄教授は力を込める。
◆イベント開催は午後6時~8時、入場無料。
問い合わせは黄教授へ。whang.soonhee.kb@u.tsukuba.ac.jp。

15年メンター会、常陽新聞、2015年11月03日12面 (1)

追記(後日談)
 メンターの会には、筑波大学のOBがたくさん集まり、学生や院生に親切に進路や生き方の相談にのっていた。
 総勢で50名弱のあたたかい集まりであった.私も後半のシンポで、「大学生のライフスタイルの変化」という題で、20分ほど話をさせていただいた(熱心に聞いていただき感謝する)。ただ、私だけが筑波大学と関係がない人間で、黄順姫教授や他の人からもいろいろ気を遣っていただいたが、アウエイ感がぬぐえず、アウエイで過ごすことにさびしさが伴うことを、痛切に実感した。今度は、私のホームグランドで何かやるときに、アウエイの人に気を付けなければならないと思った。

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15年メンター会19回イベント後の記事、常陽新聞、2015年11月10日02面 (2)

 

秋の日の入り

段々と秋が深まり、日も短くなっている。
今日(11月4日)も、5時前には日が沈み、富士山のシルエットが、研究室の廊下から見ることができた。

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新進気鋭の若手研究者

若くして、次々本を出す新進気鋭の若手研究者が、教育社会学の分野にもいる。同志社女子大学准教授の小針誠氏も、その一人であろう。
 近著『<お受験>の歴史学』(講談社、2015年10月)を送っていただいた。
 その分析視角は、①歴史学的視座、②社会学的視座、③海外との比較視座と幅広い。<お受験>という現象から、日本の教育の現状を鋭く読み解いている。
 
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Topics of Education

帰国女向けの新聞(月刊・edu sun)の11月号に、「教育改革に関する教員の意識調査」(公益財団法人中央教育研究所、2015)のデータの紹介を、ライターの橘晶子さん(武蔵大学のゼミの卒業生)が書いてくれている。ポイントをうまくつかんだ記述で、感心した。
 この新聞は、ニューヨークで発行されているものであり、私達の調査のデータが、ニューヨーク在住の親や子どもの伝わり、何か役立つのであれば、嬉しい。

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月刊 edu sun 記事