若くして、次々本を出す新進気鋭の若手研究者が、教育社会学の分野にもいる。同志社女子大学准教授の小針誠氏も、その一人であろう。
近著『<お受験>の歴史学』(講談社、2015年10月)を送っていただいた。
その分析視角は、①歴史学的視座、②社会学的視座、③海外との比較視座と幅広い。<お受験>という現象から、日本の教育の現状を鋭く読み解いている。
日: 2015年11月2日
Topics of Education
帰国女向けの新聞(月刊・edu sun)の11月号に、「教育改革に関する教員の意識調査」(公益財団法人中央教育研究所、2015)のデータの紹介を、ライターの橘晶子さん(武蔵大学のゼミの卒業生)が書いてくれている。ポイントをうまくつかんだ記述で、感心した。
この新聞は、ニューヨークで発行されているものであり、私達の調査のデータが、ニューヨーク在住の親や子どもの伝わり、何か役立つのであれば、嬉しい。