「喉元過ぎれば,熱さ忘れる」という諺があるが、防災のことを忘れがちになる。危ない。
以前に、防災に備えて、七輪を購入していたことをすっかり忘れていた(ガスや電気が使えなくなったら、七輪で焼いたり温めたりしようというわけである)。今日たまたま、庭の物置で、七輪と炭を見つけ、それを使ってみることを思いたった。
そこで、家族に、今日は防災訓練も兼ねて、七輪でバーベキューをやると宣言し、庭のかたずけをはじめた。
ところが、庭のかたずけ等が意外とてこずり(朝顔を抜いたり、簾を片付けたりした)、何とか目途がついた段階で、すっかり疲れてしまい、バーベキューをやる気力をなくし、家族にバーベキュー中止を告げた。
Aをする為に、Bをやり、Bをやったことで疲れたり満足して、Aをやることを中止する、ということは、よくあることである。
それに対して、家族から大ブーイングで、その声に負けて、やはり防災訓練のバーベキューをやることにした。
案の定、なかなか炭に着火しない。そこで仕方がなく、台所のガスで炭に火を付け、それを七輪に移す(この時点で、もう防災訓練でなくなっている)。
結局ただの家族バーベキューになってしまったが、久しぶりのバーベキュー(昔、上智の学生を呼んで、家の庭でバーベキューをよくやった。しかしこのところ10年くらいはやっていない。。今回は、3歳と9カ月の子どもは初体験で、それなりに楽しんだ。少しは防災訓練にもなったかもしれない。
(七輪に関して、Mさんより次のようなコメントをいただいた。
ブログで七輪を拝見しました。子どもの頃、七輪で餅を焼いたのを覚えています。ガスがまだ来ていませんでしたから、炭を熾す方法があったのでしょうが全く覚えていません。)