英語の勉強?―朝日新聞「天声人語」英語対訳

自分の英語の勉強の為、朝日新聞のデジタル版より、天声人語の英語対訳をコピーする。

Rise of citizens’ anger toward Diet marks a new beginning:
After the Upper House passed security legislation into law amid utter chaos, I wondered whether children had also seen the news on TV showing the unseemly mess.
About a week ago, one of my colleagues showed me copies of letters that were written by six second-graders at an elementary school in the Tokyo metropolitan area. The children handed their letters to the school principal, asking him to deliver them to Prime Minister Shinzo Abe.
These students are sort of like small citizen activists. Not knowing how to proceed, the principal sought my colleague’s advice.
In the letters, the children made earnest efforts to express their thoughts about war and peace in sentences mostly written in hiragana.
The disgraceful scenes that erupted during the Sept. 17 Upper House special committee session to vote on the legislation represent the pathetic reality of the Diet where free and rigorous speech should be guaranteed. It was not the kind of sight I want these children to see.
Winston Churchill, the former prime minister of Britain, the birthplace of the modern system of parliamentary democracy, once said to the effect that the purpose of parliament is to change fistfights into debates.
What the public expects from the Diet are verbal battles, not the kind of melee that took place in the committee session, which looked like a mass brawl. It was distressing to see even for adults.
After the latest Lower House election in December 2014, which posted the lowest voter turnout in the postwar period, arrogance of the governing parties has apparently reached an extreme.
The parties have no time for the key principle for a democratic rule of a nation, which requires the governing party to respect the opinions of the opposition.
The current political situation in Japan conjures up a political aphorism born in the United States: “Bad politicians are elected by good citizens who don’t vote.”
Politicians and bureaucrats develop and implement policies as part of their jobs, which are paid by taxpayer money. In contrast, citizens don’t take part in demonstrations as their paid job. They are people who are acting from a sense of having no choice in the matter.
Let me quote a stanza from a poem titled “A Peach Rotting Inside,” by Noriko Ibaragi (1926-2006).
“People must not/ Allow their gunpowder of anger to become damp/ For the day when they stand truly under their own names.”
Here we see a new beginning.–The Asahi Shimbun, Sept. 20

法案可決からの始まり
 あの子たちはテレビニュースを見たのだろうか。1週間ほど前、同僚の記者から6通の「手紙」のコピーを見せられた。首都圏のある小学校の2年生6人が書いて、「安倍首相に届けてください」と校長室に持ち込んだという▼いわば小さき有志である。どうしたらいいでしょうと、同僚は相談されたそうだ。見ると、ひらがなの多い文ながら戦争や平和について考えを懸命に書いていた。17日の参院特別委の採決は、これが現実とはいえ、あの子らには見せたくない言論の府の醜態だった▼「議会の目的は殴り合いを議論に変えること」と、議会政治の本場英国のチャーチル元首相は言ったものだ。言葉の格闘こそ望まれるのに、集団格闘さながらの乱戦には大人も目を覆いたかった▼戦後最低の投票率だった前回衆院選をへて、政府与党の思い上がりはここに極まった感がある。反対者を尊重しつつ治めるという民主主義の要所を顧みない。米国の警句「悪い政治家をワシントンへ送り出すのは、投票しない善良な市民たちだ」が胸をよぎる▼政治家も官僚も、政策を立案して進めるのは、それを仕事として税金から報酬を受けている人たちだ。片や市民はデモが仕事ではなく、報酬もない。やむにやまれず行動する人たちである▼茨木のり子さんの「内部からくさる桃」という詩から、一節を引きたい。〈ひとびとは/怒りの火薬をしめらせてはならない/まことに自己の名において立つ日のために〉。ここが新たな始まりになる。

秋の御宿海岸

日頃仕事に追われ休む暇のない人(小林雅之・東大教授)を強引に(?)誘い出し、妻の運転で御宿海岸へ。
普段はガラガラの外房へ道路は、シルバーウイークの真ん中ということで混んでいて、空(す)いた脇道を行く。そこは昔ながらの千葉の農家の家並みがあり、都会や郊外では見ない彼岸花が多く見かけた。
小林氏からは、今の高等教育研究のこと、今の教育政策のこと、奨学金問題、外国の教育のことなど、たくさんのことを聞き、私にとっては車の渋滞も、有益な時間であった。
秋の御宿海岸はサーフィンを楽しむ若者が主で、泳ぐ人は少ないが、泳いでいる人を見ると外人が多く、国による季節感の違いを感じた。
暑い夏、家でぐったりしていることの多かったソフィ―(犬)も、元気に、砂浜を駆けまわてっていた。

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小林氏からも、下記(左下)のメールと写真をいただいた。

小林氏からのメール

今日の1日-日記メモ

このブログは、カウントもなく、返信もないサイトなので、何の反応も期待しない私の日記(メモ)のようなサイトである。今日(9月20日)の一日をメモっておこう。

朝7時に目が覚める。昨日の明石研の飲み会のアルコールが少し残っている感じ。
7時30分 ソフィー(犬)の散歩と、犬に朝食を与える(野菜と鶏肉を一緒に煮たものとドッグフード)
8時 パンを焼き、コヒーを入れ、サラダを作り、家人と朝食。新聞を一読。
8時30分 生後9カ月になる子ども(孫)を抱き(重さは9キロ近くある)、外を10分ほど散歩。最近、人見知りをするようになり、近所の人にあやされ、泣き顔に。
 9時 美味しそうなリンゴがたくさんあったので、リンゴケーキ作りに挑戦。ケーキ作りは半年ぶり(リンゴケーキは1年ぶり)なので、レシピをみながら慎重に。ただ材料を混ぜ電子レンジに入れチンする(コンベックで40分加熱)だけなので、料理のできない私も作れる。
 10時25分 家の前の小学校の体育館で、毎週日曜日にある卓球愛好会の練習に参加。今日は13名ほど。準備体操から始まり、メンバーを10分ずつで交代して1対1の打ち合い。私よりうまい人がほとんどなので、集中する。参加者の平均年齢は65歳くらいではないかと思う(老人クラブのよう)。そこに、朝作ったリンゴケーキを持って行き、休憩時間に食べてもらう。一応、喜ばれる。
 11時40分 卓球練習は2時間あるのだが、後半の試合の方は、パスして帰り、家でメールのチエック。
 12時30分 家人と昼食(近所のKさんからいただいた韓国料理をいただく)
 13時 時間ができたので、テニススクールのレッスンを受けに行くことを急に思い立ち、インターネットで申し込み、準備をする。 
 13時13分 自転車で、スポーツクラブへ猛ダッシュ。
 13時23分 3分遅れで、テニススクールのレッスンに参加。参加者は私を含め6人(男3、女3、年寄りはもう一人いて、後は若い人)。前半3分の1は、コーチの出す球を交代で撃ち、後半3分の2は、試合形式の練習の為、今日のレッスンは楽しい。その後は、スポーツクラブの温泉(もどき)に入り(サウナもある)、体をほぐす。。
 16時 近所のKさん宅から、昨日私の参加できなかったバーベキューをやるので来ないかという誘いにのり、ビールをもって駆けつける。庭で、昔ながらの七輪を使っての、韓国風の焼肉。ビールと一緒に美味しくいただく。さんまの七輪焼きも美味しかった。10年ぶりぐらいに会ったKさんの娘さん(小学生の頃よくうちの娘と遊んでいた)が、成人になり、美味しそうに日本酒を飲んでいたのが印象的。
 18時 家に帰り、パソコンに向かっていたら、さすがに今日は朝から動き過ぎたのか、うとうと。ベットに横になり、ぐっすり。夜の11時過ぎに目を覚まし、夜食を食べ、お風呂に入り、この日記を書いている(現在1時50分)
 今日も、後期の授業の準備や、いろいろな原稿の執筆が進まなかったことを気にしながら、明日(御宿に行く予定)に備えて寝ることになりそう。

リンゴケーキのレシピ
材料;卵(大)1個、紅玉(リンゴーいちょう切り)大1個、小麦粉100g、サラダ油90㏄、砂糖70g、ベイキングパウダー小1、汁レモン、バニラエッセンス、シナモン適量。
作り方;全部混ぜて、180度のオーブン(コンベック)で約20分焼く。

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小さな研究会

いろいろなところで小さな研究会が開かれている。
私が院生の頃、教育社会学専攻の大学院の4年先輩の高橋均さんが2年先輩の近藤純夫さんと一緒に作田啓一の価値に関する文献を読んでいるのに誘っていただき、文献の読み方、作田啓一の魅力ほか、多くのことを学んだ。その後、助手の小野浩さんがT. パーソンズの英語の本を一緒に読まないかと誘っていただき、新井真人さんと3人で1日に1ページくらいしか進まなかったが週1で1年近く読書会を続けた(抽象的な理論は、各自が思い描く具体例が違い、面白かった)。その他、松原治郎先生中心の「社会化研究会」(「政治的社会化」に関する翻訳を行った)、院生が多く参加した「社会化研究会」、教育社会学OB会のSEOB会などがあり、学外では、「犯罪社会学研究会」(科学警察研究所の星野周弘先生の紹介)や「家族社会学研究会」(家族社会学の第1人者の森岡清美先生にお会いした)にも少し顔を出した。
 調査関係では、ベネッセ(福武書店)、大学生協、中央教育研究所などの調査の為に、研究会が組織され、それらに参加してきた。また、学生調査のことで科研費を受託した時は、「大学生文化研究会」を組織して、多くの人の協力を得た。 
 私の上智大学時代は、「上智大学教育社会学研究会」を公開で月に1〜2回開き、友人・知人に報酬なしで講師をお願いし、18年間で92回ほど開催した(講師;清水義弘、潮木守一、加藤幸次、牧野暢男、藤田英典、明石要一、鈴木晶子、森重雄、北沢毅、濱名篤、渡部真、小林雅之、若林敬子、大野道夫、山本雄二、黄順姫、岩田弘三、苅谷剛彦、酒井朗、沖津由紀、河野銀子、M.アップルなど(一部掲載、敬称略、順不同)その他、今も続いている年一度の開催の「学校社会学研究会」もある。放送大学文京学習センターの自主ゼミ(SEガーデン)月1回のペースで続いている。
 現在、私が純粋に個人で開催している研究会というものがなく、何かできないかなと考えている(「千葉教育社会・子ども社会研究会」というものも考えたが、あまり人が集まりそうもなく、めた)
 そこで昨日(9月19日)、敬愛短大学長(千葉大名誉教授)の明石要一氏が、毎月第3土曜日の17時30分〜開催している「SE会」に飛び入りで参加させていただいた。この会は明石氏の千葉大学時代の教え子(教員が多い)の集まりで、教育問題他について自由に討議する場である。昨日の参加者は15名程度。各自が現在の自分の教育実践や研究関心や仕事の内容に関して、レジメを用意して10分程度で報告し討議するというものであった。明石氏の適格なコメントに感心する。研究会の後は、その場がすぐ飲み会に切り替わり、そこでも有用な情報交換が行われていた。
 明石氏の学部時代の恩師である深谷昌志先生は、奥様の和子先生と3カ月に1度「子ども問題勉強会」を開催し、素敵で充実したニュースレターを送って下さる。
 このように、大学の研究者は、公式の大きな学会とは別に、小さな研究会も開催し、新たな情報を取り入れている(それが同時に後進の指導にもなるのであろう)。

シャンプー考―コマーシャルに騙されない

今日は、床屋のおじさんと話していて、教えられることがいくつかあった。
① 頭髪の脂は、40度以上のお湯で、シャンプーなど使わなくても十分流せる。シャンプーを使うにしても少量でいい。
② 石鹸で頭を洗ってもいい。昔は石鹸で髪も体も洗っていた(どちらも同じ脂肪を洗い流す)。シャンプーが作られたから、シャンプーだけでは、髪がパサつき、リンス(コンディショナー)を使い中和させるようにした。この方が両方売れて儲かるからである。コマ―シャルで、人々の心をマインドコントロールして、人々の意識を企業に都合いいように誘導している。リンスの代わりにクエン酸で十分(これを薄め使えば安上がりである)
③ (頭の)皮膚に浸透するような成分の含まれているものはよくない。髪の毛を染めるものにはそのような成分が含まれていて、皮膚のダメージに気をつけた方がいい。
④ 石鹸にしろ、シャンプーにしろ、リンスにしろ、その成分表をきちんと確かめた方がいい。余計な成分が入っていたり、些細な成分をあたかもあることに効くように大げさに書いていることが多い。(ペット用のシャンプーも人用のシャンプーと成分を比べてみると大した違いがないのに、その違いを強調し、ペット用を高く売っている。また、犬の餌と猫の餌はほぼ同じ成分。犬はたくさん食べるので値段は安く、猫はあまり食べないので、同じ成分でも値段は高い)
⑤ 頭がかゆいのは、シャンプーのせいというよりは、きちんとお湯で流していないからである。かゆみ止めのシャンプーを使うより、お湯でシャンプー流す方に力を入れるべき。
⑥ 「シャボン玉本舗」の石鹸が、昔ながらの工法で、余計なものを入れず作っているので、それを使うといい。(そこ石鹸で頭髪を洗うのをいいかもしれない)
⑦ 白髪がきれいな人は、若い時から白髪が出始めた人で、年齢と共に髪が白くなった人はそんなきれいな白髪にはならない。これは遺伝と諦めた方がいい。