Hard Rock Cafe

世界のいろいろな都市に素敵なHard Rock Cafeがある。私は5か所(ニューヨーク、ワシントン、フロリダ、香港、上野駅)しか行ったことがないが、有難いことに、知り合いが現地のHard Rock Cafeでしか買えないT-シャツを買ってきてくれる。

今日は、たまたま上野に用事があったので、上野駅のHard Rock CAFÉに立ち寄った。店内には、プレスリーの履いたブーツやマドンナの着た上着(レプリカだと思うが)などが飾ってあり、Hard Rockが映像と共にガンガンかかっている。 ハンバーガーなど料理のボリウムも大きく、飲み物(ソフトドリンク)も480円で、お代わり自由という大らかさで、楽しくなる。店員からも有名な店で働いているという誇りと自負を感じることができる。ショップには、Hardで、センスのいいグッズが並べられていた。ただ、Hard Rock Ueno-eki というロゴは、少し似合わない。皆さんも、近くに行ったら一度、立ち寄ることをお薦めする(上野駅の不忍口を出たところにある) 

<ハードロックカフェ(英語: Hard Rock Cafe)は、ハンバーガーを中心としたアメリカンレストランである。1971614日、ロンドン在住のアメリカ人、アイザック・ティグレットとピーター・モートンによって設立された。その後世界各国に展開し、現在では北アメリカ、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、中近東、カリブ海、アジアなど世界の主要都市に120店舗以上がある。>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AD%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7  

IMG_7770

IMG_7766IMG_7773

少年サッカー

今日(31日)もよい天気。家の前の小学校では、この地区少年のサッカー大会が開催されていた。9割方男の子で、1割程度の女の子(スポーツ好きの女の子は、どこで何をやっているのだろうか?)。

小学生でも低学年の子ども達の大会のようで、ボール蹴りを楽しんでいるという雰囲気。親の方が,熱くなっていた。

DSC_0586DSC_0590DSC_0594

 

教師について考える-神田外語の授業

神田外語大学の教職科目「教育社会学」を非常勤で担当している。受講している学生(38名)は、教員を目指そうかどうか迷っていたり、中学がいいか高校がいいかを迷っていたり、公立にするか私立にするか迷っていたりする。自分の中高時代のイメージで、教員について考えている学生が多い。

29日の授業のテーマは、「教員について考える」。教師の現実について、データをもとに話す必要があると思った。テキストに使っている『学生文化・生徒文化の社会学』(ハーベスト社、2014年)にも、いくつか教員調査のデータを掲載している。

さらに、少し古いが我々の3つの教員調査のデータをまとめた「高校教師の特質―学校格差と関連で」(『教育と情報』平成512月号)を配った。また『文部科学白書』(平成25年度版)の第2部第10節「きめ細かで質の高い教育に対応するための教職員等の指導体制の整備」(p181191)も配布して、教師の実態と政府の施策を学んでもらった。私の昔の高校教師の体験(私立の開成高校で倫理社会を半年間教えた)も少し話した。

まず、配布したプリントに目を通してもらい、下記のこと(質問)を考えてもらった(リアクションペーパーにその回答を書き、周りの人と話し合う)。 

今日のリアクションテーマ ; 教員について考える 

1 教員の社会的地位は高いか (出身階層、給与、身分保障、威信) 

2 どのような人が教員になるのか。教員の職業的特質は。 

3 中学校教員と高校教員のどちらをめざすか。その違いは。 

4 公立教員と私立の教員の違いは。 

5 生徒の距離をどのように取るか 

(1とても近くー2やや近く―3やや遠くー4とても遠く) 

6 教師としての自信や誇りをどのような方法で身に付けるか 

  1 知識 2 教える技術 3 人間性、思いやり 4生徒指導 5 部活指導

     6 管理職(管理能力) 

7 どのような方法で、教師としての能力の向上を目指すか。 

  1個人の努力(勉強) 2 現場の実践 3 先輩教師から 

  4官制の研修   5 民間の研修 6 社会体験 7その他 

8 どのような方法で、教員採用試験に備えるか、 

9 教師のバーンアウトをどのように防ぐか(教師のストレスをどう逃れるか) 

 リアクションで考えてもらったことをもとに皆でいろいろ議論できればいいと思ったが、扱った内容が多すぎ、議論の的を絞れず、私がポイントを話して、時間が終わってしまった。今回もアクティブ・ラーニングに至らなかった? それでも、「今日の授業内容は将来の進路を考える上で参考になった」というコメントが多かったのでよしとしよう。

 

卒業生

一人の卒業生から千葉に行く機会があるので、会いたいという連絡をもらった。卒業生が覚えてくれているのはうれしい。卒業以来約20年ぶりに会っていろいろ話した。

彼は学生時代の雰囲気がそのままであった。それだけ、大学時代には人格の大枠ができるということであろう。また得意な英語の勉強を続け、それを仕事のしている姿勢が学生時代と変わらないのも一因であろう。

私は上智時代に80%くらいのテンションで仕事をしてきたと話したら、自分は150%くらいのテンションで仕事をしているとのこと、少し反省。彼の紹介をネットで見ると、大学時代のゼミの専門(教育社会学)を書いてくれていた。

アクティブ・ラーニングの難しさ

昔ながらの講義形式の授業をやってきたものからすると、アクティブ・ラーニング型の授業をすることは難しい。

昨日(27日)の授業(敬愛大学「教育原論」)でも、「いじめ」のことを学生に考えてもらおうとしたが、講義型になり、学生の思考を深めることにはならなかったように思う。

いじめに関しては、これまで様々な議論があり、興味深い教育社会学的論文も多くあり、それらのエッセンスのみを短時間で話してしまった(森田洋司「いじめの4層構造論」のプリントは配布)

いじめと喧嘩の違い、被害者の心理によるいじめ定義による曖昧さ、いじめの4層構造論の問題点、いじめの起こりやすい集団的特質(閉鎖性と半親密な関係)、いじめ自殺を防ぐには(遺書のもつ意味)などである。

それより、学生のアクティブな思考を喚起するような、発問や討論テーマを考え、授業を進めるべきだったと反省(数人に、いじめ対策についての考えを黒板に書いてもらい、意見を共有することはしたが)。しかし、そのためには、どのようにすればよかったのかは、いまだよくわからない。

今後の教育学のテキストも、学生のアクティブ・ラーニングに活用できるようなものが求められるのであろう。そうなるとテキストの内容はどのように変わるのであろうか。たとえば、いじめ(問題)の場合、いじめの定義や実態、その対応を説明していた従来型のテキストに代わり、どのような構成になるのであろうか。

新しい学習を引き出す「学習問題」を付けるのも一つの方法かもしれない。さらに大きな改変が必要であろう。