敬愛大学の研究室の廊下から富士山は、夕方だけでなく、朝も見ることができる。
冬の朝は、空気が澄んでいて、富士山がくっきり見える。
日: 2015年1月13日
近頃の成人式
今日(13日)授業に出てきた大学2年生に成人式の様子を聞いてみた(ほとんど千葉県在住)
1 女性はほとんど振袖。買うと50万円かかり、借りても30万円かかるという。 着付けの予約が朝の5時で、4時起きで行ったという女子学生もいた。
2 市長や村長の話は聞いても聞かなくても大した問題ではなく、その後の会が大事で、大体中学校の同級生や同学年で集まる。中学卒業以来5年ぶりくらいに集まり、旧交を温める。元彼(彼女)やライバルにも会い、過去のことは水に流し、(涙を流し)スッキリする。
3 成人式の前夜祭を自分達で計画し、小中の担任の先生や先輩たちに来てもらうという自主的な会を計画した学生もいた。
4 改造した車に乗ったり、お酒を飲んだりと、騒ぐ人も一部にいるが、全体にはおとなしく、静かな成人式だった。
以上のように、官制(公)に用意された成人式という機会を利用して、中学校時代の同窓会を開くという感じになっている。
それにしても、女性の着物の30〜50万円は高額過ぎないか(次に着る機会は卒業式くらい)。日本の着物文化の伝統が守られるのはいいにしても、誰かに踊らされているのではないのかと、考えてしまう。