秋の七草

秋の七草は 「ハギ(萩)、オミナエシ、キキョウ(桔梗)、クズ(葛)、オバナ(ススキ)、ナデシコ、フジバカマ(藤袴)」、
「一度に咲くのではなく、秋が深まりながら花開いていく七種の草花」。「秋の七草は山上憶良が書いた万葉集 <秋の野に、咲きたる花を、指(および)折り、かき数ふれば、七種(ななくさ)の花>」から始まった」とのこと。
(http://happamisaki.jp-o.net/flower/akinonanakusa.htm)
(http://blogs.yahoo.co.jp/yaoota1952/32479421.html)

実家の庭に、どこから飛んできた(?)萩が、大きくなっている。

住田正樹氏の著書

 友人の住田正樹氏(放送大学教授、前日本子ども社会学会会長)が、これまで書かれた論文の中から「子ども」に関するものを集めて、1冊の本を出版した。全9章と補論からなり、総ページ数317ページ。
『子ども社会学の現在―いじめ、問題行動・育児不安の構造』(九州大学出版社、2014年9月刊行)

私の本(『学生文化・生徒文化の社会学」2014年)とは、くらべものにならないほどの厚さと重厚さ。

住田氏は、大学院で私と同期に近く、一緒のゼミで学んだ。大学院終了後は、香川大学に勤務の後、長く九州大学教育学部に勤め、多くの研究者を育てた。「日本子ども社会学会」の創設にも関わり、同学会の理事、事務局長、会長を歴任し、同学会をリードしてきた。本書の題は、『子ども社会学の現在』とあるが、日本子ども社会学研究に、大きな影響を与える著作となるであろう。
 その住田氏も、今年で放送大学を定年で辞められるという。どのような定年後生活を送られるのか。
「(買った)本を少しずつ読みたいと思う」(あとがき)と謙虚に書かれているが、氏の研究・教育意欲は依然旺盛なので、また、大きな本を出されることでであろう。

 大学退職前の思いと、大学退職後の実際の生活は、違いが生ずることも多い。大学院の同期に近い多くの友人が、主に働いてきた大学で定年を迎え、それぞれの働き方(暮らし)をしている。