第32回(2014年度) 学校社会学研究会プログラム

京都府立大学 
本館合同講義棟3階 第4講義室
9月6日(土)
13:00~13:50
小島悠美子 (大阪大学大学院 博士前期課程)
「ニューカマーをめぐる教育実践の可能性と課題 -ニューカマー間の相互作用と社会関係資本の可能性-」

13:55~14:45
川畑和久(大阪大学大学院 研究生)
「教育コミュニティ概念による学校観の変革 ~福岡県A校区を事例に~」

14:50~15:40
坪井龍太(東洋英和女学院大学) 
「教職の意義等に関する科目における夜間定時制高校見学の試み」

15:45~16:35 
松尾知明(国立教育政策研究所)
「コンピテンシーに基づく教育課程改革の国際比較」

16:40~17:30
井口博充(大東文化大学)
「アジア系アメリカ人をめぐる教育言説 -『タイガー・マザー』から考える-」

18:00~21:00 懇親会

9月7日(日)
9:00~9:50
藤原めぐみ(京都産業大学)
「対話による学生支援の試み -職員の授業参画を事例として-」

10:00~10:50
鷲北貴史(湘南工科大学) 
「すべての大学が最高学府であるべきなのか -最終の学び場としての『大学の姿』を考える-」

11:00~11:50
白石義郎(久留米大学)
「『友情・闘争・勝利』の部活物語(1)-ちばあきお『キャプテン』の場合-」

12:00~12:15 総会

第32回 学校社会学研究会 世話役  
児玉 英明(主催校:京都三大学教養教育研究・推進機構、京都府立大学)
交通案内
会場:京都府立大学
地下鉄烏丸線 北山駅 徒歩3分 (京都駅から大学まで25分程度)
〒606-8522 京都市左京区下鴨半木町1-5

食の「安全」

戦後の食糧不足の時代に育った世代からすると、今の世代が食の「安全」に気を遣い過ぎと思うことがあるが、その逆かもしれない。
カレー専門店で見ていたら、スーパーのレタスを家庭でするように調理しているのを見て、がっかりしたが、その逆かもしれない。

次のような話を聞いた。
「コンビニのサンドウイッチの野菜は、機械で細切れに刻まれたあと、自動的に濃い濃度の塩素の水槽の中に入り、洗われることもなく水切りされ、ハムやタマゴなどと一緒にパンにはさまれる」
同じサンドイッチでも、個人商店で売られているものと、コンビニで大量生産されるものでは、このような違いがある。
我々世代も、食の「安全」には、気を付けなければいけない。

寝起きのソフィー

「人の心は人の心に即座に伝染する。それが人よりも感応力のある猫であるならなおさらのこと」と藤原新也は、書いている。
犬の場合は、どうなのであろうか。犬の表情を読む。

スマートホンについての質問(アンケート)

回答者 スマートホンを持っている敬愛大学こども学科1年生58名
  (スマートホンを持っている59中58名)
調査日時  2014年7月9日

 あなたは、パソコンを持っていますか
1 自分のパソコンを持っている     27.7%  
2 家族と共有            62.0%
3 持っていない          10.3%     

  パソコンを使う時間は、1日どのくらいですか。(大学等も含む)
1 使わない  32.8  2 30分以内 32.8  3 1時間程度  24.1
4 2時間程度 6.9   5 3時間程度 1.7   6 それ以上 1.7

4 スマホ使う時間は、1日どのくらいですか。
1 使わない 0    2 30分以内 1.7  3 1時間程度 8.6 
4 2時間程度 22.4   5 3時間程度 27.6  6 それ以上 40.0

 スマホで、次のことをどのくらいしますか。
    ゼロ,30分,1時間,2時間,3時間,それ以上
 メール    5.1 20.6 31.0 25.9 13.8 3.4
 インターネット 20.7 39.7 22.4 10.3 0 3.4
 ゲーム   29.3 24.1 27.6 12.1 1.7 5.2      
 調べもの  12.1 55.1 17.2 6.9 1.7 3.4        
 電話  34.5 50 3.4 3.4 1,7 0
         
 授業中に携帯やスマホを使ったり、見たりすることがありますか。
1 よくある 22.4   2 かなりある 25.9  
3 あまりない36.2  4 全然ない12.1 5 不明 1.7

 SQ1 (1から3の人に)授業中は(主に何に使いますか。主なもの1つに○を付けて下さい。
  1 メール (LINE などを含む ) 41.3  2 インターネット 6.8 
3 ゲーム 3.4  4 調べもの 29.3 5 その他 3.4

<考察>   学生は携帯ではなく、ほとんどスマホを持ち、それを使いこなしている。 スマホはパソコン代わりになるので、パソコンはなしでも不便を感じない。パソコンの使用時間は短い。   それに対して、スマホの使用時間は長い(1日3時間以上が7割近く)。スマホはメールとインターネットに主に使う。ゲームも欠かせない。 授業中にスマホを使うことが、(よく+かなり)ある学生が約半分。メール(LINEを含む)が一番多く、調べものにも3割が使っている(調べものがかなりあるということは、一概に、授業中のスマホ禁止ができない。そこに付け込み、メールやゲームをして、授業の退屈を紛らわす学生も多くいる。)  大学の教員たちは、授業中の私語対策ならぬ、スマホ対策をどのようにしているのであろうか?      

こども学科2年ゼミ

敬愛大学こども学科の2年生のゼミでは、前半は共通のテキストを使い、後半は受講者に自由に発表をしてもらっている。
その発表テーマは、「待機児童解消について」「子どものケータイ利用」というものから、「綾取りの起源と方法」「けん玉の歴史と技法」など実演と技法指導を兼ねたものまで多様である。

今日(22日)の発表は、「千葉市動物公園」についての発表があった。そこにはどのような動物がいてどのように楽しめるかという内容で、子どもを連れて行きたくなるようなものであった。また千葉市の財政が苦しい中で、動物園の存在が財政上どのような意味を持つのかという質問も出て、いろいろ考えさせられる発表であった。
 私の2年生のゼミは男子学生14名、女子学生0という男女比で(学年全体では男女比はほぼ半々,なぜ、女子学生に嫌われたしまったのかは不明)、殺風景な(?)ゼミであるが、なかなか楽しくやっている。
 夏には男だけで,自炊の御宿合宿を計画している。どんな食事が出てくるのだろうか?