知り合いの小原孝久先生(元都立高校教諭、上智大学非常講師)に、敬愛大学の私の担当の「教育原論Ⅱ」で、1時間授業をしてもらった(12月11日)。
小原先生の名授業に、いつもの私の時と大違いで、学生達は、熱心に耳を傾け、その授業内容に心打たれていた。
以下、学生のリアクション
「いつもと違う雰囲気の授業がとても新鮮に感じることができました。さらに、自分が将来なりたい先生についてのことを深く考えることができました。」
「小原先生の授業は、自分の体験談を話の芯にし、わかりやすく、これからの私に大事になるお話をしてくださいました。一番印象に残ったのは「ハート&スキル」のお話です。なぜ学ぶのか、これからは見定めて3年間頑張りたいと思います」
「90分のとても濃い時間を過ごすことができた。最後のDVDを見て、教師になることへの不安な気持ちが晴れた気がした。自分のやりたいように大学生活を過ごした、夢につなげていきたい。今、やりたくても勇気ができなくてできていないことを勇気をふりしぼって一歩ふみだしてみよう」
「私はこの授業を通して、感じたことはたくさんあります。だけどこの中に書ききれないので、1つだけ言います。小原孝久先生のような先生になりたい」
小原先生からは、授業後、次のようなコメントをいただいている。
<リアペを読んだ限り、ほとんどの学生さんが、かなり熱心に授業を受けていたことが伝わってきました。また、大事な内容をきちんとつかみ、またそれを的確に表現できる学生さんも、かなり見受けられました。 全体的に見ると、自分自身に引きつけて具体的に授業からの学びを書いていた学生さんが多かったことに注目しました。人というのは、本当に何かを感じたり考えると、自分自身に引きつけて、あるいは結びつけて語ると考えられるからです。そのような意味では、授業を熱心に聞いていただき、うれしかったです。>
大変な準備をし、学生に感銘を与えた授業を展開してくださった小原先生に、心より感謝したい。小原先生の長年の教師経験、学識、人柄からにじみ出る影響も大きいものがあると感じた。