湘南での研究合宿

普段は、大学等で研究会を開くことが多いが。今は夏休みということもあり、今回は、泊まり込みの研究会となった。泊り込みでの研究会は、メンバーでじっくり話し合い、懇親も出来、さらに周辺の歴史や地理を学ぶことができる。

今回は、江ノ電の「稲村が崎」駅近くで、直ぐ傍が湘南の海の「上智湘南ハイム」で研究会を開催した。小さなホテルのような素敵な建物で、料理も美味しく、研究会の議論も深まった。

初日は北鎌倉、鎌倉のお寺を回っり、縁切り寺(東慶寺)では婚姻の歴史を学んだ。2日目は、江ノ電に乗り「江の島」まで行き、江の島周遊を楽しんだ。そこでは、船の遊覧や生のシラス丼で、夏の疲れを吹き飛ばした。

藤原新也『たとえ明日世界が滅びようとも』発刊される

藤原新也がWEB(shinya talk)に書いてきた文章が、1冊の本(『たとえ明日世界が滅びようとも』東京書籍、2013年9月5日、310頁、1300円)になって発売された。東京書籍の編集者が選び、最後に藤原新也が手を入れた(校正した)という本であるが、内容は多岐に渡り興味ぶかい。一度WEBで読んだものであるが、校正の段階でかなり書き換えられているとのことで、文章もよく、読みやすい。
(ソフィーや1歳の子には無理だと思うが。)

9月になる

9月になり、オーシンツクツクが鳴き、学校も始まり、小学生の元気な登校姿がみられる。夕方には、秋の虫の声も聞こえる
まだ、夏の暑さが続き、うちの青い朝顔は、今が旬。
ソフィーも、何とか、暑い夏を乗りきり、元気。

付き合いの始まり

  「付き合う」という言葉が、私の辞書にはない。
  つまり、自分の体験不足で、「付き合う」ということがどのようなことか、わからない。
  そこで、 ゼミの学生に、「どういう状態が、付きあっている、ということになるのか」と聞いてみた。ひとりの学生(A君)が答えてくれた。

A  「それはいろいろでしょう」
私  「二人で一緒に、映画を2~3回見に行ったら付き合っていることになるの?」
A  「先生は、映画にこだわりますね。回数は、関係ありません」
私  「自分は付き合っていると思っているのに、相手は付き合っているとは思っていない場合もあるんじゃないの」
A  「それは、あまりないと思います。『付き合ってほしい』と言い。その返事をもらい、付き合いは始まるから」
私  「付き合ってほしい」と、面と向かって言うの、それとも手紙やメールで言うの?」
A  「今は、メールが多いんじゃないですか。自分の付き合い始めた時のやり取りが、スマホに記録が残っているので、先生に特別見せてあげますよ。それを見ればわかると思うよ」

 A君の見せてくれたのは、A君の彼女とのラインでのやり取りである。普通の会話のようなやり取りが、記録に残っている。それは、メール(チャット)でのやり取りの記録である。
 びっくり(社会学で「会話分析」という手法があるが、ラインのやり取りを提供してもらえば、さまざまな実証分析ができると思った)

 A君が、知り合って1か月の女の子に、「付き合ってほしい」と言うまでの、緊迫したやり取りが、そのスマホの記録にリアルに残っている(左と右に書き分けられているのでわかりやすい。 全く、普通の会話と変 わらない。)
 最初に女の子が、「今気になっている男の人がいるんだけれど」と言い、それに対してA君が、「それ、タメ?」と探りを入れ、「年上だよ」と聞き、安心する。
 「自分も好きな子がいるんだけれど」とA君。それに対して、女の子は、「告白しないの」と聞く。その後いくつかやり取りがあり、A君が「好きなのはB(女のこの名前)だよ」と思いきって言う。
 「え、なぜ私なの?」「一緒にいて、楽しいから」「私でいいの?、私、面倒な女だよ」「いいと、自分も面倒な奴だもん」「嬉しい」「付き合おうよ」「いいよ」(以下略)

 (実際のメールのやり取りをうまく再現できないが)、ラインを使っての会話(チャット)は、普通の会話と変わらない。ケイタイ小説を読んでいるよう。
  このようにして、現代の若者の付き合いは始まるのかと納得した次第。

猛暑の中での卓球練習

今日は、日曜日なのに、久しぶりに家にいたので(普段は親の介護で実家)、「卓球愛好会」の練習に出た。半年ぶりくらいの参加なのに、メンバーは皆あたたかく迎えてくれた。
家の前の小学校の体育館で、10時半から12時半までの、練習。体育館のドアや窓を閉め切っての練習なので、この季節、猛暑で、40度くらいはあるのではないか。水を補給しながら、汗びっしょりで、2枚目のシャツに着替える。
メンバーは、卓球好きの人ばかりで、夏も、週に2~3回は卓球をやっている。私は、半年ぶりで、卓球をやる頻度が全然違うが、1昨日御宿で学生と少しウォーミングアップはしたので、何とか勘を取り戻し、皆に迷惑をかけずにできたと思う。
前半は、二人のラリ―。10分ごとに相手が変わる。後半は、ダブルスの試合なので、ペアの人に迷惑をかけないように、気を遣う。
「半年ぶりでも、ミスは、ペアの人より少なかったし、勝敗も5分5分だし、私の卓球の腕は、たいしたものでしょう」などという奢りは、微塵も見せずに、卓球を楽しんだ。それにしても暑い。