春の御宿研修旅行

あたたかくなって、春の御宿海岸も、のんびり、海浜散歩する人を見かけるようになった。
昨日(3月21日)、放送大学文京学習センターの自主ゼミに参加してくれている人と、御宿を尋ねた。御宿歴史民俗博物館(御宿の歴史の展示と世界の教科書を集めた五倫文庫)、月の沙漠記念館(加藤まさを展)を見て(それぞれ担当の方の説明も聞けた)、春の御宿海岸を散策した。そのあと、手作りのパーティーを開いた。御宿駅集合が11時40分、解散が18時30分と、7時間の短い日程だったが、楽しんでいただけたであろうか。

参加者の感想を掲載させていただく。

「御宿ののんびりした感じと美しい海岸、思いがけず入館できた月の沙漠記念館、駱駝に乗った王子様とお姫様は思ったよりも大人っぽい顔つきで、頭の中で「月の沙漠」のオルゴールの音がぐるぐるまわっています。御宿記念館で見た海女の写真も強く印象に残っています。」
「月の沙漠記念館も見学できてよかったです。五倫文庫、大変興味深く、またゆっくり見学したいです。 お魚、料理、先生のおにぎりと到底頂けない楽しくおいしいお食事でした。 お風呂も洗い残してるのかと思うほどトロミのある、しっかりとした黒湯で、じんわり温まりました。」
「初めて行った外房の海、春の光にあふれていて感激でした。なんとも穏やかな海でした。月の沙漠のイメージが思い浮かびます。そしておいしくて楽しかったパーテイごちそうさまでした」
「資料館・記念館の見学や海の幸満載のランチ。スーパーの買い出しでは地ビールを見つけ(!)、ボリューム満点な懇親会と、楽しい時間を過ごすことができました。予定外の温泉にも浸かれて良かったです。打たせ湯は肩こりに効きそうでした。」
「事前の先生からの素敵な研修資料の配布、ゼミの皆様の作成の栞、青春18切符の購入等配慮して下さり、感謝申し上げます。御宿に着き、前半は街歩きを楽しむ事ができました。御宿の広い砂浜が春の陽射しに、キラキラと輝いていて、とても美しく感じられました。資料館等の見学も貴重な資料に接して、歴史の重みがそれとなく心に伝わって参りました。後半は交流会となり、先生とゼミの皆様とご一緒に自炊をして、楽しいホームパーティーとなりました。スケジュール通りに予定の電車で、行きも帰りも、青春18切符チーム5人は揃って改札を無事通りすぎました。楽しい体験でした。重ねて、企画計画して下さった先生、関係の皆様にお礼申し上げます。」

桜の開花

家の前の小学校の桜が開花し、あっと言う間に6分咲き。この週末は、桜の見ごろという。どこか見に行くことができるであろうか。

思いだしたことの書き留め

教養学部(理科二類)の授業で受講した化学実験で、印象に残っているものがある。それは、一つの混合液を与えられ、その中にどのような要素が含まれているのかを、実験で探るというものであった。
その混合液を分解して、それを構成するA,B,C,Dの各要素に分けるという方法を取るののかと思ったら、そうではなく(そのようなことは、高度な装置がないと簡単にできないのであろう)、一つの液体(x)をそれに加え、色が変化するかどうかを見ると3いうものであった(変化すればAという要素が含まれていて、変化がなければAは含まれていない、と判定する)。次に別の液体yを加え、色が変化するかどうかを見る(変化すればBという要素が含まれていて、変化がなければBは含まれていない、と判定する)。同様の手続きを繰り返す。
 言ってみれば、多様なリトマス試験紙のようなもので、至って簡単な原理である。
 これは、自然科学の方法であるが、我々が日常の人の行為を理解するときにも、この方法を使うのではないのか。社会学者の作田啓一が、このことを言っていたように記憶する(『価値の社会学』、岩波書店)。
 
 なぜ、今、このことが思い浮かんだのかは、定かではないが、忘れないうちに書き留めておこう。(今の朝ドラの認知症の母親が、同じようなことをしていたー 敬愛の先生が「まだらボケ」という言葉を連発していた。他人ごとではない)

春の庭

私も含め家族のメンバーは皆忙しく、庭の手入れをしていない。何の世話をしなくても、季節が来ると咲く花がある。今年は、サザンカが珍しく咲いた。早春の今は、クリスマス・ローズがきれい。雪柳も咲き始めた。

河口湖ハイムでの研究会合宿2―いただいた感想

「16日から本日まで、研究会(合宿)では大変お世話になりました。研究会の皆様にお会いすることができまして、よい時間を過ごさせていただきました。」
「楽しく、素晴らしい3日間、ありがとうございました。もちろん富士山や河口湖の景色は素晴らしいものでしたが、なんといっても、食事と一緒に、みなさんとお話しできたことが、1番の喜びでした。皆さんも同じ思いではないでしょうか。」
「過日の研究会と河口湖めぐり、とても楽しかったです。ありがとうございました。先生のお人柄がでている研究会ですね。」
「このたびはヴィラ・フランチェスコ(上智河口湖ハイム)にお誘いいただき、誠にありがとうございました。この合宿は天候にも恵まれ、すばらしい自然環境と素敵で快適な館にて、先生方ととても楽しいひとときを過ごすことができました。厚く御礼申しあげます。 今回のサプライズの一つは、先生がおつくりになった “おにぎり”、“サラダ”などです」
「3日間、お世話とお騒がせいたしました。久しぶりに息抜きが出来ました。感謝! 2日目の午後のドライブと3日の帰途で富士の4湖をめぐることが出来ました。「西湖」は青木ヶ原の奥の人影もなく淋しい湖でした。ここで絶滅危惧種・幻の「クマ鱒」が見つかったのは釣り人が入り込まなかったためなのでしょうか。帰路に別ルートをとったため、風穴にも入れませんでした。次回、是非行って見ましょう。」