「これは雑草、抜かなければ」 と、誰が決めたのだろう?。
「雑草」もけなげに咲いている。
観賞用植物なのか「雑草」なのかは、人が決めることなので、植物に「罪」はない。いわゆる人々の「ラベリング」が先にあり、そのラベルにより「良い」植物か「悪い」植物が判定されていく。
朝起きて、庭の雑草を抜くことがよくあるが(それをしないと、芝生が雑草に駆逐される)、それでも、「雑草」の立場からすれば、朝一番のさわやかな時にいきなり抜かれるなんて、なんて辛いのだろうと、心が痛む。
以前に、根がどんどん張り、小さな黄色の菊のような花が次々と咲き、気にいっていた植木があった。それは外来種で人体に害があるという新聞記事があり、本当に害があるのかきちんと確かめず、それを根こそぎ駆除した。その時も心が痛んだ。(私はかなりひどいことをしているかもしれない)
インターネットで「外来植物」を検索するといろいろ出て来て、生態系への影響や人体への影響など書かれている。
www.niaes.affrc.go.jp/project/plant_alien/book.html
この分野も、かなり奥が深く、調べ、考えなければいけないことがある。