綺麗な箱根のツツジを見学という日帰りのバスツアー(千葉発)に一昨日(18日)、参加した。天気もよく、絶好の旅行日和であったが、ツツジの花はもう終わっていて、そのツアーの最大の楽しみは充たされることはなかった(添乗員の人からは、「花の命は短くて、苦労ばかり多し」という「説明」があった。その代り、箱根の新緑と、まだ少し雪を被った富士山の雄姿の見ることができた。添乗員からは「富士山の祭られている女神・木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)は、絶世の美人で、でも性格は悪く、自分より綺麗な人が来ると姿を現さない。今日は大丈夫のよう」という説明があった。芦ノ湖では遊覧船に短時間であったが乗ることができた。箱根湯本の商店街の散策や湯本富士屋ホテルの温泉入浴もあった。千葉から箱根へは、バスは湾岸を使い羽田、横浜、御殿場を経由して芦ノ湖、箱根湯本、帰路というルートだったようで、渋滞もなく、快適な1日のバス旅行であった。特に70歳代の女性のベテラン添乗員の人の話が面白く、どのような職業でもそれを極めた人は魅力的と感じた。その人は、1つの会社の添乗員を20年以上勤め、定年後もその職が好きで今のバス会社の添乗員をしているとのこと。バスの旅行は人生と同じように、予定とは違ういろいろなことが起こり、(安全第一、契約を守るが必須だが)、負の出来事をも、それが起こるのも必然と考え、対処することが大事とことだった。(途中で大雪が降り、電車でバスの乗客と帰ったことや。東北の震災の時の大変さの話も興味深かった)