今の大学生は、夏休みをどのように過ごしているのであろうか。そのような調査はあるのかもしれない。また大学差や学年差もあることであろう。ここでは、私が授業で,敬愛大学教育こども学科の1年生39名に、質問した結果を報告しておきたい。
質問「夏休みにやったことすべてに〇をつけてください」(回答39名)
(宿泊を伴う)旅行 19名 日帰り旅行 9名 海外旅行 2名 花火見学 20名 (劇場での)映画鑑賞 20名 映画「天気の子」鑑賞 16名 コンサート 5名 部活、サークル活動 20名 スポーツをした 14名 カラオケに行った 23名 アルバイトをした 30名 読書をした 14名 ゲームをした 22名 その他(デズニーランド3名、ボランティア、免許合宿、海、釣り、キャンプ、漫才、マージャン、友達の家、楽団、イラスト制作、各1名)
アルバイトの額
5万円以下 5名 6~9万円 3名、 10~14万円 12名、15~19万円 3名 、20万円以上 3名(最高 40万円)
今の大学生が夏休みにいろいろなことをしていることがわかる。部活・サークル活動は約半数。「天気の子」を観た学生も半数、海外旅行は2名と少ない(他大学ではもっと多いであろう)。
この中で一番多いのが「アルバイトをした」の30名(77%)である。そのアルバイトの額は10~14万円が一番多い(20万円以上も3人いる)。時給900円で1日6時間働いたとして、12万円稼ぐには22日間アルバイトする必要がある。つまり夏休みの半分はアルバイトで過ごしたことになる。今の学生に、「長い夏休みはいいね」と言えない現状がある。