You Tubeでたまたま聴いたイーグルス:ホテル・カルフォニア」(Eagles – Hotel California)(1976年)が、とても懐かしかった。昔メロディーだけを聴いていたように思うが、どんな内容なのかと、歌詞を見たら、いろいろな比喩があり、かなり意味深な曲であることを知った。ヒットする曲というのは、凄いメッセージを発しているものだと改めて思った。
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上記を一部転載
• イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」(Hotel California)です。「ホテル・カリフォルニア」(作詞/作曲:ドン・ヘンリー/グレン・フライ/ドン・フェルダー1976年)は、哀愁漂うメロディとドン・ヘンリーのボーカルで大ヒットした曲です。しかし、歌詞の意味することが分かりずらい曲でもあります。歌詞を通して感じられるのは、まるでトワイライト・ゾーン(The Twilight Zone) のエピソードのような、出口のない異次元の世界へ踏み込んでしまったようなストーリーです。
コリタス(colitas) は、砂漠の花であるとともに、マリワナを意味します。言葉のダブルイメージです。この歌にはダブルイメージがこの後も出てきます。それが、歌の解釈を多様にもし、分りづらくもしています。つまりここでは、「夜の砂漠のハイウェイを走っていると、砂漠の花の香りが立ち込めている。」という一種の開放感と、「マリワナを吸いながら走っている。」という麻薬による高揚感の二重の意味となります。そして、主人公は頭が重くなり、目もかすんできたので、遠くに見つけた灯りに誘われて、夜を過すためにホテルへ入ります。(中略)
• キーワードと思うのは、(Bring your alibis)、(they just can’t kill the beast)、(programmed to receive)です。人間は記憶を頼りに、過去に縛られる動物なので、そうした負の感情を拭い去ることはできない。その負のイメージを象徴したものがホテル・カリフォルニアで、誰もが客になる可能性があるということだと思います。