桜の開花(その6)

昔、12月のはじめにいつも京都で日本子ども社会学会の理事会があり、日帰りで千葉―京都間を往復したが、お昼からの理事会が始まる前に、京都の紅葉を見たいと、清水寺や南禅寺、哲学の道などを駆け足で廻った。ただ12月のはじめは京都でも紅葉の時期はほぼ終わっていて、わずかな残った紅葉と萎れた葉を見ることが多かった。花も紅葉と同様、旬な時に見てこそ、そのよさがわかる。

桜の場合も旬な時が綺麗だが、花弁が落ち始め、花吹雪のような光景もなかなか風情がある。遠くまでそれをわざわざ見に行くことまではしないが、近くの公園や小学校の桜は花が散り始めて、そのなりに楽しむことができる。

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